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あなたたちの耕作地を開拓せよ:聖書をめぐる旅 5/15

5/15(日)
 神様の命令はいつも現実的です。誰かが持っている土地や、隣国の土地ではなく、あなたたちの耕作地を開拓せよ。ですから、私たちが持っているものの、まだ開発されていない資源や能力を開拓せよ!ということでしょうか。

エレミヤ書4章

2もし、あなたが真実と公平と正義をもって
「主は生きておられる」と誓うなら
諸国の民は、あなたを通して祝福を受け
あなたを誇りとする。
3まことに、主はユダの人、エルサレムの人に
向かって、こう言われる。
「あなたたちの耕作地を開拓せよ。
茨の中に種を蒔くな。
14エルサレムよ
あなたの心の悪を洗い去って救われよ。
いつまで、あなたはその胸に
よこしまな思いを宿しているのか。


 人間を作り、その代表であるイスラエルの民を導いてきた神様は、
心から、真の神様への立ち返りを望んでいます。
そして、警告の言葉の合間に、ヒントを送ってくれています。
今日響いた言葉は、タイトルにした「あなたたちの耕作地を開拓せよ」
です。
私たちが持っているもので、また手付かずの領域、どうせ役に立たないと思っていた才能、そういうものをもう一度耕すことです。
 最近、自分が楽しいなあと思うことは、汚れたところをきれいにすることです。きっかけは、ズボンについたブドウジュースのシミ抜きに取り組んだことです。インターネットをいろいろ調べて、洗剤を駆使して試してみると、手間はかかりますが、きれいになりました。汚れをとり、元の美しさを取り戻す作業は、なんとも楽しいです。衣服の汚れも、家の汚れも何によって汚れているのか?その成分は何かがわかると、それに効く洗剤も明確になります。ある意味、化学です。
 そんなことからスタートして、ネクタイのしみ抜き、ゴアテックスの雨具のしみ抜き、風呂の床磨き、玄関の床磨きと徐々に対象を広げているところです。心の汚れは、十字架印の聖霊様に洗い流してもらおうと思います。


エレミヤ書5章

7どうして、このようなお前を赦せようか。
お前の子らは、わたしを捨て
神でもないものによって誓う。
わたしは彼らに十分な食べ物を与えた。
すると、彼らは姦淫を犯し
遊女の家に群がって行った。
15「見よ、わたしは遠くから一つの国を
お前たちの上に襲いかからせる。
イスラエルの家よ、と主は言われる。
それは絶えることのない国、古くからの国
その言葉は理解し難く
その言うことは聞き取れない。
16その矢筒は、口を開いた墓
彼らは皆、勇士だ。
17お前たちの収穫も食糧も食い尽くす。
更に、息子、娘を食い尽くし
羊や牛を食い尽くし
ぶどうやいちじくを食い尽くす。
お前が頼みとする砦の町々を
剣を振るって破壊する。」
19「何故、我々の主なる神はこのようなことを我々にされたのか」と言うなら、あなたはこう答えよ。「あなたたちはわたしを捨て、自分の国で異教の神々に仕えた。そのように、自分のものではない国で他国民に仕えねばならない。」
30恐ろしいこと、おぞましいことが
この国に起こっている。
31預言者は偽りの預言をし
祭司はその手に富をかき集め
わたしの民はそれを喜んでいる。
その果てに、お前たちはどうするつもりか。」

 神様の警告は、民が神様を離れたことに原因があると語っています。
さらに、強力な侵略者が現れること、異国に連れられ異国の民につかえなければならないこと、自分たちが信じていた預言者や祭司が本来の役割をはたしていないことが指摘されています。
ユダの姿から、私たちの歩みが、神様の御心と一致しているか確認するきっかけになります。神様との和解の務めを任されていることを、今一度確認しました。

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