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神は情け深い:聖書をめぐる旅 1/6

1/6(木) 
歴代誌下9章は王への贈り物の意味するところ、ソロモン王の歳入の金額から思わされたことを書いてみました。また詩編では、情け深い神様から、20数年前を思わされました。 

歴代誌下9章

 
ソロモン王は、シェバの女王が王に贈った物に報いる品々以上に、女王の願うものは何でも望みのままに与えた。こうして女王とその一行は故国に向かって帰って行った。
歴代誌下 9:12 
ソロモンの歳入は金六百六十六キカル、
歴代誌下 9:13 
ソロモン王は世界中の王の中で最も大いなる富と知恵を有し、 世界のすべての王が、神がソロモンの心にお授けになった知恵を聞くために、彼に拝謁を求めた。
歴代誌下 9:22‭-‬23 
ソロモンは、エルサレムで四十年間全イスラエルを治めた。
歴代誌下 9:30 


ここでは、ソロモンの大いなる富と知恵が記載されています。
中でもシェバの女王との知恵比べが有名です。そして、注目したのは、シェバの女王がソロモン王にたくさんの贈り物をすると、その品々以上に願いのモノがソロモン王からシェバの女王に贈られたということです。人間の王にささげると、それ以上の恵みを得るならば、王の王である神様にささげるときには、何十倍、何百倍の恵みが与えられることを意味するようにも思いました。

「神の国は何に似ているか。何にたとえようか。 19それは、からし種に似ている。人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作る。」(ルカ13:18-19)

 もう1つの注目は、ソロモンの歳入が金666キカルという表現です。
666は、終わりの時代の反キリストを現す数字です。
この歳入の金額と反キリストの関連性はわかりませんが、ヘブライ語で数字は文字に変換することができるそうです。
ヘブライ語の「6」にあたるのが「Vav」、翻字では「W」になります。
そうすると「666」とは「WWW]となり、これはインターネットのURLの頭文字と同じになります。
私の浅はかな考えでの推論にすぎませんが、インターネットの住所と666の関連性があるとするならば、もう全世界にこれらの影響力は大きく、このインターネットが支配されるととんでもないことになりそうだと思いました。


詩編116編

わたしは主を愛する。 主は嘆き祈る声を聞き 主は憐れみ深く、正義を行われる。
わたしたちの神は情け深い。 あなたはわたしの魂を死から わたしの目を涙から わたしの足を突き落とそうとする者から 助け出してくださった。
主の慈しみに生きる人の死は主の目に価高い。 どうか主よ、わたしの縄目を解いてください。

わたしはあなたの僕。 わたしはあなたの僕、母もあなたに仕える者。

→神様は情け深いという表現にじーんときました。
本当の神様に出会うと、人間は涙が出るものだと私は思います。
私も、20数年前になりますが、よくわからないまま出席していた礼拝の中で、讃美の歌を歌いながら涙が止まらなくなったことがあります。
結婚式の時に「いつくしみ深き」という賛美を歌ったときもそうでした。
正しいだけの神様ではなく、情け深い神様故に、私は近づくことができました。
私の人生の一番つらい時、本当に誰も助けてくれなかった時にも、神様は配慮してくださいました。
私の縄目を解いてくださいという祈りも書かれていますが、私自身、過去のつらい経験、自分の罪に縛られて動くに動けない状態から救われました。
人間の首には、死につながる縄が括り付けられています。その縄は一定の長さがあるので、一定期間は自由に動けますが、それが時間がたてばたつほど絡まりつき、自分の動きを不自由にし、最後には自分の首をしめつけるほどになります。神様の救いとは、この人間の縄目を断ち切ることにあります。
今日、情け深い神様に出会い、縄目を断ち切る機会が与えられますようにお祈りします。

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