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アドラムの洞窟:聖書をめぐる旅9/10

9/10(金)
 時の権力者に命を狙われ、逃げまどうダビデの行きついたのは、どんなところでしょう。さらに、自分を助けてくれた祭司の町も絶滅されるというニュースが飛び込んできます。そんな中で、彼はどうやって心を保ったのでしょう?
 黙示録では、竜即ちサタンの行く末が書かれています。聖書の御言葉は実現します。私たちの闘いは、勝つか負けるかの闘いではなく、ゴールに勝利を約束されている闘いであることがわかります。

サムエル記上22章

ダビデ は そこ を 去っ て、 アド ラム の 洞穴 に 避難 し た。
そして、 困窮 し て いる 者、 負債 の ある 者、 不満 の ある 者 たち も みな、 彼 の ところに 集まっ て 来 た ので、 ダビデ は 彼ら の 長 と なっ た。 約 四 百人 の 者 が 彼 とともに いる よう に なっ た。

→ダビデはまったく自分の居場所を失って、たどりついたのはアドラムの洞穴でした。そこには、この世で生きていくのに苦慮している人たちが集まってきておよそ400人にもなったといいます。そして、ダビデにパンとゴリアテの剣を渡した祭司とその町も、サウル王によって絶滅され、その生き残りがダビデの元に惨状を知らせにやってきます。そんな困窮の中で、ダビデがかける言葉が次の内容です。共におられる主を思い出す言葉です。

23 私 と 一緒 に い なさい。 恐れる こと は ない。 私 の いのち を 狙う 者 は、 あなた の いのち を 狙う。 しかし 私 と 一緒 に いれ ば、 あなた は 安全 だ。」


ヨハネの黙示録20章

彼 は、 竜、 すなわち、 悪魔 で あり サタン で ある 古い 蛇 を 捕らえ て、 これ を 千年 の 間 縛り、 3 千年 が 終わる まで、 これ 以上 諸国 の 民 を 惑わす こと の ない よう に、 底 知れ ぬ 所 に 投げ込ん で 鍵 を かけ、 その 上 に 封印 を し た。
また 私 は、 イエス の 証し と 神 の ことば の ゆえ に 首 を はね られ た 人 々 の たま しい を 見 た。 彼ら は 獣 も その 像 も 拝ま ず、 額 にも 手 にも 獣 の 刻印 を 受け て い なかっ た。 彼ら は 生き返っ て、 キリスト とともに 千年 の 間、 王 として 治め た。
また 私 は、 大きな 白い 御座 と、 そこ に 着い て おら れる 方 を 見 た。
また 私 は、 死ん だ 人々 が 大きい 者 も 小さい 者 も 御座 の 前 に 立っ て いる のを 見 た。 数々 の 書物 が 開か れ た。 書物 が もう 一つ 開か れ た が、 それ は いのち の 書 で あっ た。 死ん だ 者 たち は、 これら の 書物 に 書か れ て いる こと に したがい、 自分 の 行い に 応じ て さばか れ た。
それから、 死 と よみ は 火 の 池 に 投げ込ま れ た。 これ が、 すなわち 火 の 池 が、 第二 の 死 で ある。  いのち の 書 に 記さ れ て い ない 者 は みな、 火 の 池 に 投げ込ま れ た。

→竜、すなわちサタンの行く末は、千年間底知れぬところに閉じ込められること。白い御座の裁きで、火の池に投げ込まれることです。
そして、ここにいのちの書という言葉が出てきます。白い御座の裁きでは、いのちの書に名前のない者はみな、火の池に投げ込まれたとあります。私たちが恐れるべきは、この命の書に名前がかかれているかどうか、です。


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