「朝」に命令し:聖書をめぐる旅 4/14

4/14(木)
 ヨブ記にようやく神様が登場されました。
すべてが当たり前に動いている世界の背後に、創造と秩序ある運営がされていることにあらためてすごいと思わされました。イザヤ書は、主の日が語られています。 

ヨブ記38章 

1主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。
2これは何者か。
知識もないのに、言葉を重ねて
神の経綸を暗くするとは。
3男らしく、腰に帯をせよ。
わたしはお前に尋ねる、わたしに答えてみよ。

 ようやく神様 の登場です。
待っていました!
ここでいう神様は、ある特定の地域の神様や、何か特別なことができる人のことではなく、天地万物を創られた神様です。
その方の言葉は冒頭から聞きなれない言葉でした。
「経綸」、その意味は国家を治めととのえること。天下を統治すること、と精選版 日本国語大辞典にありました。
私たちは普段、気軽に天下を治めたりすることはありませんので、使わない言葉なのかもしれません。次にあげられる、神様の業は、自動で動いていると思っていましたが、一つ一つ神様が創り制御されているとは!

12お前は一生に一度でも朝に命令し
曙に役割を指示したことがあるか
16お前は海の湧き出るところまで行き着き
深淵の底を行き巡ったことがあるか。
17死の門がお前に姿を見せ
死の闇の門を見たことがあるか。
18お前はまた、大地の広がりを
隅々まで調べたことがあるか。
そのすべてを知っているなら言ってみよ。
39お前は雌獅子のために獲物を備え
その子の食欲を満たしてやることができるか。
41誰が烏のために餌を置いてやるのか
その雛が神に向かって鳴き
食べ物を求めて迷い出るとき。


イザヤ書13章

6泣き叫べ、主の日が近づく。
全能者が破壊する者を送られる。
9見よ、主の日が来る
残忍な、怒りと憤りの日が。
大地を荒廃させ
そこから罪人を絶つために。
11わたしは、世界をその悪のゆえに
逆らう者をその罪のゆえに罰する。
また、傲慢な者の驕りを砕き
横暴な者の高ぶりを挫く。

 「主の日」、
イザヤ書ではやがて来るユダの人々への禍いとして語られています。
 新約聖書では、み怒りの日、苦難の日、神の大いなる日と呼び、
神が不信のイスラエルと、不振の世界にみ怒りを注がれる時に成就する、将来のこととして語られています。
「主の日」は夜の盗人のように素早く来るので、クリスチャンは
油断せずにキリストがいつ来られてもいいように、準備をするように、と。
 主の日が近いことは、礼拝のメッセージの中でも語られていました。
それを聞いて自分に何ができるか、そして小さなことから始めたのがこのnoteです。神様は、艱難時代に入る前に、多くの方々が神様の救いにあずかることを望んでおられます。今日も、一人の方に気付きがありますように。


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