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RSGT2022 スタッフで参加してきました!

タイトル通り、カメラスタッフとして参加してきました。楽しすぎたので、やってみたい方の後押しになればと思って、体験を整理しておきたいと思ったのでとちょっとだらっとなるかもですが、時系列に書き起こしてみます!

まずは、RSGT2022って?

 

 ソフトウェア開発の技法であるアジャイル開発(の中のスクラム開発)について、各々が切磋琢磨した技を惜しみなく共有するための場です(という名目で、知り合いとかお話したい人に合うために集う場だと思います)

なんで応募しようと思ったのか

 RSGTやスクラムフェスのようなイベントには参加させてもらったり、登壇させてもらったり、お世話になったいたのですが、運営や実行委員の方がいつも楽しそうにワイワイやっているのが印象深くて、いつかは自分も一緒にやってみたい、と思っていたので、勢いで申し込んでみました、というのが正直な気持ちです(いきおい大事、なんとかなると思う)
 役割は軽い気持ちで”カメラ班”にしたんですが、カメラって準備されてると思いこんでました(考えてみればわかるんですが、、、機材は各自持参ということで機材はレンタルしました、おかげさまで、使ってみたかったカメラに触れることができて、幸せ2倍です。)

Day1:初対面

 前日に機材搬入があったのですが、仕事もあり参加できず。Day1からの参加になりました。この時点で、オフラインでお会いしたことがある方は誰もいない。
 でも、会って挨拶した瞬間に何人かのオンラインでお話している通りの方だなぁと思って、一瞬で旧知の中の感じで打ち解けることができた気がします(久しぶりの友達に会った感じ、そしてすぐ、空気感を共有できた)
 その後は、みんなで朝の挨拶をやって、トランシーバーで連携をとりながら、他の方がやっていることを見様見真似で手伝ったり、作業風景の写真を撮ったりしてました。スタッフの人数が20人くらいいたので、正直この時点でお互いに顔と名前が一致してないメンバもいましたが、それが問題にならないくらいにスムースに連携して、楽しみながら作業してました(なんか、小学生が知らない学区の公園に行って、知らない友だちに会ってその場で一緒に遊びを組み立ててる感じがあって、誤解を恐れずに言えば、名前なんてどうでも良くて、その人とその場を楽しむことの方が楽しかった)

Day2~3:期間中の気づき

 初日は、テンションが上がっているので気づきませんが、2日目、3日目になってくると、裏腹に体は疲れてきます(後で見たら、一日平均10km、15000歩歩いて、25階分の階段の昇降をしてました。。。)
 2日目からは「今日の目標は頑張らずに頑張る」とか、「10000歩歩いてしまったのが反省点」とか、「あれ、今日はサボるって言ってなかったけか?」とか、「昨日はスタッフルームでワイワイ映像チェックしてました」とか、「手の抜き方を覚えたんで、大丈夫です!」とか、慣れたスタッフから、積極的に力を抜いていくような声掛けが出てきて、最高にリラックスできました。(でも、全体で調和して運営自体は流れていくんですよ。個人がボトルネックになるということが全く無いのが本当に不思議な感じで、あの運営を体感できたのは、個人的には代えがたい体験でした。「あぁ、自己組織化された組織って、本当にあるんだぁ」という感じ)

 リスペクトが中心。これは本当に感動しました。スタッフは全員トランシーバーを持って情報を共有しているのですが、誰かが積極的に仕事を引き受けたり、サポートに入ってくれたりすると、都度「**さん、尊敬してます」という声が誰からともなく入るんです!尊敬してます、なんて、数年に1度、言われるかどうか?くらいの単語なので、最初自分がサポートに入っただけで「紺野さん尊敬してます」ってみほらぶさんに言われたときに、単語の意味が理解できずに???になってしまい、全く反応できませんでした。期間中、シーバーの中では、挨拶の様に「**さん、ありがとうございます、尊敬してます」が繰り返されていましたが、最高でした。あれは真似していこうと思います!!

終わってみての気づき

 これからDay4が始まりますが、一旦区切っての感想。ちょっと頑張りすぎた。懇親会に参加する体力が残ってなかったのは反省点。せっかくの機会だったので、ゆっくりお話したい人もたくさんいたのですが、久々の電車移動と終日の撮影で、即帰宅でした。次回は改善していきたい!
 RSGTは、カンファレンスとは違い、本当に双方向性で登壇者も参加者もスタッフもみんな当事者なイベントだなぁと思った。登壇者はもちろん、聴衆、公演後の廊下での質疑、久々にあった知人との雑談、本当に色んなシーンを撮っていて(撮ることを意識したので余計に)、本当にみんながフラットに繋がりを楽しんでいることが笑顔から伝わってきた。撮影した人しか知らない、素敵な表情を会期中にも共有できればいいなぁと思ったので、撮った写真と受付横とかでスライドショーしたいなぁ(カメラスタッフはもちろん、スタッフ全員が素敵なシーンを見つけて撮影していて、本当にいい表情がたくさん撮れたので、公開されたらみなさんにもぜひ観てほしい!)

Gatheringの理解がUpdateされた!!

 RSGT2022(Regional Scrum Gathering Tokyo)にスタッフで参加してみてGatheringの認識がちょっとだけ変わりました。去年参加した際には、オンライン参加だったこともあり、どのセッションを見ようか、が中心でした。今年はオフライン、かつスタッフという参加だったこともあり、個別のセッションと言うよりかはは俯瞰して全体の流れのようなものを感じることができました。
 まず、基調講演で最初のテーマが展開される。続いて、個別のセッションでテーマが展開される。この中では、基調講演のテーマが登壇者のコンテキストで具体的化されることもあれば、反対意見としてテーマの境界を明確にするようなこともある。個別セッションの後には、発表されたテーマについて、聴衆の方のコンテキストで登壇者とディスカッションすることで、具体化されたり、新しい余白が見つかったりする。そして、すごく面白いのが、登壇者も聴衆も複数のセッションに各々のコンテキストが重なるので、「基調講演ー個別セッションー聴衆の意見」という、ツリー構造にはなることはなく、有機的に繋がりながら、各自の理解も進んでいくし、暗黙知が浮き上がってくる。この営みが、3日間繰り返される。3日目では、2日目までの体験を踏まえて、登壇者、聴衆、スタッフが関係なく、OSTで自身の生々しい知見を共有する。そして、4日目以降、アーカイブが公開された後には、もっと多様なコンテキストの視聴者が、誤解の理解も含めて、余白を見つけて、来年につながっていく、という素敵な流れ。
 登壇された方はもちろん、質問した方、その場に居合わせた方、Discordにコメントした方、コメントにいいねを付けた方、関与した方全員が何かしら得られるものがあるという、すごい舞台装置を裏側から感じることができました。ただただ、最高の体験のなかで、Gatheringの理解をアップデーすることができました。(これがスタッフ振り返りの際に「Gatheringを知ってしまいました」という発言の真意です。言語化できたかなぁ。。。)


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