コーチング記録 #30
1か月ぶりのAkiさんのセッション。スクフェス仙台で直接会って、スクフェス沖縄の打ち合わせで一緒になって、久しぶりでもないですが、セッションでは久しぶり感がありました!!Akiさんとのセッションは、いつもメモを取る余裕が無いくらい追い込まれる体験。
はじめに
近況の交換、気分の交換、お昼ごはん後で不安ない、心地よい時間からのスタートでした。トピック出し。「自分に向けた尊重」が足りてないなぁという話から、そいつをトピックにして話し始めました。
セッション
自分に向けての尊重、人に向けては、尊重はできている、と思う。人を尊重して何をやりたいのか?尊重した先に出てくるその人の可能性を一緒に見たい。更にコンフリクトが起きている人と人の架け橋になることで、多様な解釈、多様な世界を一緒に見てみたい。そのためには人に対する尊重は最も重要。そして、その尊重が自分に向かない。
「互いの尊重をもとに架け橋になれて、何かを生み出している瞬間に立ち会っているときには、自分に対しては尊重が向かない?」
そんな問いが向けられて、そのときに初めて自分に対しても尊重が向いていることを認知する。そして、それが出来ていないとき、相手を尊重していないときには、自分への尊重も握りつぶしていることに気がつく。
自己承認欲求を満たすために人に褒めてもらう。ではなく、人を尊重することで自分が大事にしている感情を大事にしている自分という存在に対して尊重というこころを持てる。という、全く逆のサイクルであることを認知することができた(この問いをその場で生む洞察力はホントすごい)
言葉で表現される価値観に重みがない、まだ
「ところで、紺野さんの価値観とノーススターを教えてもらってもいいですか」
ずっと更新している、が、すっとは出て来なかった。つまりはすぐに確認できていない。ただ、更新はしているのでしっくりはくる。だた、すっと出てこないのは、ちょっとおざなりになっている感じがある。ちょっと間を置くと言葉をおざなりにする。多分、まだ言葉だと思っているところがあるんだろうなぁ。言葉の先にある何かを感じさせるまでに、言葉を染み込ませたい。
コーチングすることとデザインすること
最近つくづく、コーチングは人が人に対して出来る最高のサービスのうちのひとつだと思っています。たとえば、自分が自分にアクセスするのが難しいと思っているときに、コーチが自分に対するインターフェイスを一緒に探してくれる、これによって、自分にうまくアクセス出来るようになって、自分にとって有意義な時間を過ごせるようになるということは、それは何者にも代えがたいすごいサービスだと思う。
そして、最近、プロダクトデザインについて考える機会が増えているんですが、プロダクトデザインに向き合っている人は、似たようなことをやっているのかなぁと思ったりする。いいプロダクトは自分の好きを知るためのいいインターフェイスになってくれる。プロダクトデザイナーは、そのインターフェイスを自身が務めるのではなくて、プロダクトに代行させる、「UXの教科書」を書いた安藤さんは「プロダクトは願い」と言っているが、まさにプロダクトは、人が自分を知ってほしいという願いかもしれないと思うようになってきた(うまく言語化できなくてごめんなさい)
モラトリアムと言われるのか、定めないと言い切るのか
話は転がり、色々挑戦しているという話に。
「色々やっているんですが、ふわっとしていると周りに思ってもらったほうが楽だなぁと思うようになってきました」とつぶやくと
「そのときの紺野さんはどんな状態なんですか」という質問が。
「舵取りを人に任せている感じで嫌ですね。」
コーチングを受け始めて間もない頃に、ノーススターの話と一緒に舟の話をしました。舟には自分とクルーが乗っていて、目指す方向(ノーススター)は定まっているが、潮に流されたり、嵐を耐えるためにアンカーを下ろして休まないといけなかったり、うまい具合には進まない、けど、舵は人には任せない。という話をしました。
そう考えると、自分の今も全く同じ状態で。「人が変わっていく様子や無限の可能性をそばで見ていたい」という方向性は明確なんだけど、手段はパーソナルコーチングやシステムコーチング、インプロやプロセスワーク、NVC、EQ、使えるものは全部ごちゃまぜにして使いたいと思っています。それはきっと、一つに定まらないモラトリアムではないし、枠に嵌ったり、囚われたりすることに嫌なだけなんだろうなぁということに気が付きました。なので、今後は「やり方を定めてないだけ」って言い切っていこうと思います!
おわりに
Akiさんからは、2020年の11月にスクフェス札幌でcoach's clinicを受けてから、1年9ヶ月間、全30回、定期的にコーチングセッションを受けてきましたが、一旦コーチング自体は卒業しようと思います!!これから、どんなアプローチで、人を知って、可能性を広げるためのサポート手段を学んでいこうか、と言うのはまだ定まっていないですが、今後もいろいろなことにちょいちょい手を出していこうと思っています!!
では、ここまで読んでいただいてありがとうございました!!
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