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【読むラジオvol.56】爆笑問題カーボーイ

やっぱりラジオが好き。
そんな私が過去に送ったメールを紹介し、パーソナリティの反応と共に振り返る。note版再放送。


【爆笑問題カーボーイ】

コーナー名: おこりんぼ田中裕二。田中がいかにも怒りそうなことを送るコーナー。

2023/3月送付分


ラジオネーム: りんちゃん

こんばんは、高校生の田中裕二です。


これは私が通っていた高校の英語の先生にまつわる話です。


先生は英語教師なのに毎日白衣を身にまとっている変わった人でした。


理由は「白衣の下だと、昨日と同じ服を着ていてもみんな気づかないから」


身長が180センチもあるヒョロ長い先生は

「お前ら全員地方の大学に行け。そしたら俺が遊びに行ってやるから泊めろ。拒否権はない」

が口癖でした。


ある日、私は教室が蒸し暑かったので、前髪を上げて英語の授業を受けていました。


人と目が合わないように髪を伸ばしていた私にしては、思い切った髪型です。


授業中、先生がつかつかと私の元にやってきました。


先生「なんで前髪上げてるの?心変わり?」


私「あ、暑いんで」


先生「ふーん・・・それ毎日してきて」


私「はい?」


先生「俺、前髪上げてる子好きなの」


そう言うと、何事もなかったかのように教卓に戻っていきました。


隣の席の男子が、私を憐れむ目で見つめてきました。


私は先生の言いなりになりたくなかったので、次の授業では前髪を下ろしていきました。


すると授業の後、友人が話しかけてきました。


友人「ちょっと!なんで前髪上げてないの?」


私「なんでって」


友人「先生今日めっちゃ不機嫌だったじゃん!宿題いっぱい出されたじゃん!やめてよ!」


私「それ私のせい!?」



次の英語の授業も、私は前髪をしっかり下ろして参加しました。


すると授業中、隣の男子に話しかけられました。


男子「なんで前髪上げてないの?」


私「え、なに急に」


男子「前髪上げてこいよ。そしたらあいつ機嫌いいんだよ。授業進むの早くて困るんだよ。」




はぁーーーーーーーーー!!!!!!!!???????


知らあああああああん!!!!!!!!!!!


なんで先生の機嫌を私が一身に背負わねばならんのだ!!!!!!!!!!



観念して私は、翌週から英語の授業は毎回前髪を上げて臨みました。


先生はそのうち私を「でこ」と呼び始めました。


てめええええええええ!!!!!!!!!!


田中さん、これってムカつきません?

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田中「これは超ムカつく!何にも悪くない」

太田「セクハラに近い、問題になっちゃう」

田中「でこって」

太田「白衣着てる奴って大体怪しい」

田中「そんなことはない!」

どんな世田谷自然食品よりも私の活力になります。