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住民税の税額決定通知書を確認しよう!

定額減税の減税額の確認

みなさん、こんにちは。
5月はお手元に住民税の税額通知書が届く季節です。

給与所得者(サラリーマン)の場合には職場を通じて配布され、個人事業主等の場合には、自治体から直接送られてきます。

通知書を見ると、
自分の収入に対して、住民税がいくら課税されるかを確認することができ、また、収入から何が、いくら控除されているかも確認することができます。

今年、令和6年は、定額減税により、みなさんの税金は一律4万円減税されます。所得税で3万円、住民税で1万円控除され、住民税の1万円は今月届く、税額通知書をご確認頂くと、既に控除されているのがわかります。

扶養がいる場合には、その分控除額が加算されますので、
仮に扶養が2人いる場合には、本人分と合わせて、12万円の減税を受けることができ、所得税で9万円、住民税で3万円控除されます。

さて、
毎年届いた通知書をほとんど見ていない方も多いと思います。
私も恥ずかしながらそのうちの一人ですが、
今年は必ず中身を見るようにしてください。

令和6年は上述のとおり、
定額減税により住民税の減免が受けられますので、
正しい金額が控除されているか、必ず確認するようにしてください。

確認方法はいたってシンプルで、
通知書の摘要欄に定額減税の控除額が記載されておりますので、
金額が正しいか確認してみてください。
自分一人であれば、1万円、扶養者がいればその人数分控除額が加算されます。(扶養者2人であれば、本人分と合わせて3万円控除)

万が一、扶養者がいるのに、自分の分しか控除されていない場合には、
すぐに役所へ連絡して確認しましょう。
連絡先は、通知書に記載されていると思います。

私も確認してみたところ、扶養分の控除がされていなかったので、
役所へ連絡して、すぐに修正してもらいました。

ふるさと納税の答え合わせ

さて、話は少し変わりますが、
みなさんは昨年、ふるさと納税をしてますでしょうか?
ふるさと納税しよう!
ふるさと納税している場合には、この通知書で、その答え合わせをすることができます。
答え合わせとは、計算通り、2,000円負担でふるさと納税ができているかの確認です。

ワンストップ特例制度を利用して、ふるさと納税されている方については、税額控除は住民税だけですので、この通知書の摘要に記載されている
「寄付金控除額」をご確認ください。

昨年、実際にふるさと納税した寄付額と通知書の摘要欄の寄付金控除額の差額が2,000円であれば、うまくふるさと納税できたことになります。
もし、2,000円以上差額が発生していた場合には、2,000円以上の自己負担が発生してしまったことになります。

確定申告をしている方については、
確定申告の「所得から差し引かれる金額」の寄付金控除額に
ご自身の所得税率を掛けた金額と
住民税通知書の摘要欄に記載されている寄付金控除額の合計額を
実際にふるさと納税した寄付額から差し引き、
差額が2,000円となるか確認してみてください。

このとき、
自分の所得税率を知らないと、答え合わせの計算ができませんので、
ぜひ一度確認してみてください。
実際に所得税を計算してみよう

2,000円以上の負担が出てしまった方は、
ふるさと納税寄付額の上限ギリギリを攻めすぎてしまったのだと思いますので、今年は少し余裕を持って寄付するようにしてみてください。

今回もありがとうございました。

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