2017年イタリア旅行記⑧豪華絢爛!ピッティ宮殿
フィレンツェ滞在で一番エンジョイしたのはピッティ宮殿かもしれない。
ピッティ宮殿(パラティーナ美術館)
壁にいたライオンの王様。ちょっと困り顔。
ピッティ宮殿の内部はパラティーナ美術館になっていて、かつての王族のプライベートエリアや所蔵絵画などがたんまりと展示されているよ。
外観は地味だけど、中はとっても豪奢でギラギラ!
広い建物なので全てがギラギラしてたわけじゃないんだけど、天井画と王族のプライベートルームの印象が強すぎて、私の中ではピッティ宮殿=ギラギラのイメージ。
玉座の間
まずはこちら、玉座。
画像が暗い…😢
ちょっと古い感じはあるけれど、壁もカーテンも真っ赤!そして装飾にはいたるところに金色が使われていてとってもゴージャス!
下の画像の人たちを見てもらえるとわかると思うけど、天井がものすごく高い。
これだけでも天上高!ってなるけど、ドーム状になっているから更に上があるんだよ。
肖像画の部屋
こちらの部屋は壁紙がグリーン。
そういえば誰が描かれているかちゃんと見なかったな…。
寝室
寝室の壁は青。部屋が広すぎてベッドが小さく見える。
豪華な天井画たち
調度品も豪華だけど、ピッティ宮殿は天井まで手抜きが無い(というかホント徹底して装飾されている)。
天井画と装飾がすごすぎて、始終上を向いていたと思う。
ここからは天井画を一気に紹介。まずはシンプルなものから(シンプルとは…?)。
ギラギラしてきた。
ピッティ宮殿はメディチ家のものだった時代があるので、天井画にも登場する。
なんとなく不敬では…?と思っちゃうんだけど、描かれているのがギリシア神話世界の登場人物っぽいから(キリスト教世界じゃないから)セーフなのかな?
あげきれないほどの天井画がありました。
どれも絵のみならず装飾が複雑で、複数の年代にまたがるとはいえ、これだけの仕事があったと考えると、フィレンツェの職人や芸術家たちは恵まれていたんだろうなあと思ってしまう。
絵がない天井にも彫刻はある。
気に入った絵画たち
ピッティ宮殿にある絵画といえば、やっぱりラファエロの「小椅子の聖母」が有名だろうか。
この絵の額は本の表紙みたいになっていて、通路から見やすいように開かれていたよ!親切!
他で私が気に入ったのは、オーストリア皇后エリザベートの肖像(ソーニ・ジュゼッペ作)
ラファエロの絵もかわいいけど、私はこちらの聖母子も気に入ったよ。
斜めアングルだけど見て!
わずかに発光するような絵の雰囲気が美しい~!
絵画の展示はとても多くて、美術好きにはたまらない場所になっていたよ。
たまに絵が外されて額だけ残ってたりしたけど、これはこれで良き。
ずっと閲覧室が続いているように見えるけど、途中で何度か外が見える場所もあったよ。
窓からの風景
外に面したホールは自然光がたっぷり入って、屋内にいるけど気持ちがいい。
たしかこのホールにあった嵌め殺しの窓が丸いやつで、これってルネサンス期にあったデザインだよね?とテンションが上がりまくったよ!
続けてボーボリ庭園について書こうと思ったけど、長くなりすぎたのでここで一旦おしまい。
ピッティ宮殿は本当におすすめなので是非行ってみてね!
追伸:ピッティ宮殿には、はっぱ隊がいました
つづく