業績報酬型(インセンティブ)営業・・・

みなさん、こんにちは、お久しぶりです。
やまほんぬです。
現在離職中で、転職活動も一段落ついたので、最近ふと思ったことを書きたいと思います。

前職では、某大手外資系の損保の会社に在籍しておりました。
取ってきた保険の契約の契約料のいくらかが給料に反映される、俗にいうコミッション制、インセンティブ制の営業でした。
コロナで人と会えず成績が落ち、モチベも落ち、丸一年だらだらと過ごしたので一旦仕事を辞めて転職活動に励んだことになります。

コロナの影響の有無を別にしても、転職を考える人は多いと思います。
自分が頑張れば給料が上がるインセンティブの会社に大きく魅力を感じ、応募する人も多いと思います。
実際、保険業界へは、銀行員や公務員といった安定しているような会社からの転職は非常に多いそうです。

今回は、実際そんな業界にいた私から、体験をもとにした注意事項や特徴をあげようと思います。
が、語弊が無いように事前に申し上げると、インセンティブ制に賛成でも反対でもありません。価値観や向き不向きは個人によります。
転職したけどこんなはずじゃなかったのに・・・先に知っていれば・・・という人を減らせたらという思いでつらつら上げていきます。

①入社前に知らされる、平均年収やモデル年収は鵜呑みにしてはいけない。
インセンティブ制の会社は給料に上限がないので多い人は年収が億を超す人もいます。が、ほんの一握りです。極端な例でいうと、年収平均770万といわれたら一般的に高い方ではありますが、内訳は、5000万の人が1人と300万の人が9人の平均でも平均770万です。年収の下は、社員として働く限り、最低賃金は必ず補償(じゃないと法律違反)のため、0ではないことも頭に入れといてください。
モデル年収も、過去のそこそこの成功例で提示されます。成績の中央値な人の年収ではないので注意が必要です。
●年目の平均収入(中央値)と言われても要注意です。数年そこで在籍できているだけで相当優秀な可能性が高いです。
実際、僕は前職は2年弱で退職しましたが、退職時、オフィスの中では在籍期間の長さは上半分になっておりました。

②仕事に伴う経費について
今までメーカーなどの大手企業などにお勤めの方などにすれば、びっくりされることが多いのですが、交通費などは会社から支給されない可能性が高いです。会社までの交通費や、営業先への交通費、会食費、資料送付に伴う郵便代etc、会社や業種や職種にはよる差はあると思いますが、思った以上に金がかかることが多いので注意が必要です。給料からその辺の費用を引くと、特に最初の内はかなりしんどいと思います。
ただ、費用に関しては確定申告で税金が少し下げることはできますが、費用自体がかえってくるわけではありません。

③仕事の仕方は自由度が高いかも
上記の通り、費用が自分持ちで、成績さがっても給料補償があるわけではないので、会社からすれば、会社からすれば数字稼いでくれたらそれだけで良かったりします。もちろん、コンプライアンス遵守、ハラスメントはダメ、研修等完全に自由ではありませんが、他の仕事に比べると自由度は高いことが多いです。

④ノルマがあるところは多い。
一定期間での成績などが悪かったりすると、クビになることは多々あります。決まりそうな大きい案件もっていたりしても、とある段階の数字だけをみて判断される厳しい世界です。また、能力高く、きちんと仕事していても、不運にも数字が上がらないことも多々あります。自分ひとりの収入で何人ものその月の生活がかかっているような人は受けない方がいいかもしれません。運だけはどうしようもありません。。。


以上が私が考える注意点かなと思います。
向き不向きはありますが、知ってる知らないは大事だと思うのでよかったら参照してください。
固定給の会社が安心だとも言い切れない世の中なので、正解がどっちとは言えません。
私は以前、業界最大手のJ●Bという旅行会社に在籍していましたが、当時の同期たちの話を聞くとかなりえぐいですよ。もちろん固定給でしたが、、、。

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