PS4の初期化に手間取ったけど結局できた話
Play Station 4(PS4)の初期化をするにあたっての手順とハマったポイントをまとめた記事です。
1) なぜハマったのか?
ほぼ確実に内蔵ストレージを換装していたことが原因。
理屈化はわからないが、換装したストレージでPS4を初期化するとエラーが出るような雰囲気がする。
2) 初期化時の環境
PS4: CUH-1100a
HDD: Seagate Barracuda 2 TB ST2000LM015 (2017年に換装済み)
3) 初期化の準備から初期化まで
3-1) 本体のアップデート
初期化するときも最新版にアップデートしておいたほうが
何かとトラブルに遭わなくて済むことが多いので一応アップデート。
PS4を起動したらバージョン7.02のアップデートが降ってきたので、
画面の指示にしたがって再起動。
3-2) 初期化
[設定] > [初期化] > [PS4を初期化する] > [フル] の順番で選んで初期化開始。
4) 初期化に失敗!
初期化してみると以下のメッセージ。
PS4のエラーコード一覧には記載されていないコードだった。
画面に書いてあることがすべてなので、一覧に無くても問題はない。
「OK」を選択(これしか選択できない)するとセーフモードで起動。
すると以下の選択肢が与えられた。
1. ~ 5.では明らかに解決できる気配はないので、「6. PS4を初期化する」を選択。もちろん初期化できず。エラーコードは「CE-34697-9」に変わる。
これはエラーコード一覧に一覧に記載されていて以下の意味を表すらしい。
この時点でHDDを換装していることが失敗の原因のような雰囲気が漂うが、2020年にもなって500 GBのHDDに戻す選択肢は存在しない。
5) さらに悪化!!
6.では初期化できなかったので、
「7. PS4を初期化する(システムソフトウェアを再インストールする)」を選択。
バージョン7.02のシステムソフトウェアが必要と言われたので
Sonyのサイトからアップデートファイル(再インストール用)を入手。
使い方はリンクを参照されたい。
「7.」を選ぶと、初期化に失敗(CE-34697-9)して以下の状態に。
画像ではわかりにくいが、「7.」以外の選択肢が選べない。
再度「7.」を選んでも、結局エラー(CE-34697-9)が出て初期化できない。
とりあえず通常の手段では初期化できないことは完全に理解した。
6) HDDのフォーマット
HDDを換装するとき中身は空っぽだったのなら、HDDをフォーマットすれば何とかなるのでは?と思った。
というわけで、問題のHDDをPS4から取り出しフォーマットの準備。
まずはディスクの状態の確認。定番のCrystalDiskInfoでHDDの状態を確認。
「代替処理済のセクター数」の項目が原因で「注意」が出ていた。
PCのデータ保存用のHDDなら完全フォーマットをすべきだが、PS4は大事なデータは基本クラウドに保存されるので放置。
最悪壊れてもHDD買い換えれば何とかなるの精神。
完全フォーマットはとてつもなく時間がかかるので、
「ディスクの管理」画面から1つずつパーティションを消すという
超適当な削除のやり方を行なった。
今思えばdiskpartコマンドを使って消すほうが単純にラク。
▲「ディスク2」が対象のHDD。パーティションが15個もある。
これはPS4に使っていた異常がないHDDでも同じ数だった。
削除時には以下のような警告画面が出るが無視して「はい」。
パーティションをすべて削除して、PS4に再び装着。
7) 再び初期化にチャレンジ
6)でHDD内の情報はすべて削除しているので、5)で作成したシステムファイルを使ってシステムの再構築。
何事もなくシステムファイルのインストールが終わる。HDDを空っぽにして仕切り直すのは有効な手段の模様。
問題なく初回起動時の画面が出てくることを確認して終了。
8) まとめ
1. PS4のフォーマットをするときは購入時のHDDを使うことが望ましい。
2. それが嫌な人は一度HDDを空にしてシステムを再インストールする。
3. セーブデータはクラウドに保存する。(強気に出るには超重要)
それでは良いPS4ライフを!
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