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24歳中学校教師が「13歳からのアート思考」を読んで考えたこと

巷で話題になっている『自分だけの答え」が見つかる13歳からのアート思考』をようやく読了しました。

話は変わりますが,実はかなり積読がたまっております。夏休み(あと2週間は学校!?)で一気読みに挑戦したいなぁなんて思っていますが,厳しそうなので一日一冊は読みましょう!

実際に積んで思ったことはどんな本を読んできたかどんな本を手にしたかでどんな人間なのかわかっちゃうなぁと感じたわけです。

さて,13歳からのアート思考はかなりおもしろいです。早速この絵を鑑賞してみましょう。

観察してどう思ったでしょうか?

著者は一冊を通して「自分なりのものの見方・考え方」について述べています。真のアーティストとは何か。すばらしい作品とは何か,リアルさとは何か,アートの「見方」「常識」を自分なりの見方・考え方で芸術をアップデートしてきた6人のアーティストたちのストーリーも交えてとても面白く説明しています。一読の価値ありです。

僕は技術の教員で,各学年の最初の授業で,製品についてひたすら観察させています。たとえば,消しゴム,学校の机,100均のキッチンタイマーなど,身の回りの製品について気づいたことを書きまくらせます。その中で生徒たちはいろいろと気づきます。その後,それはどうしてなのかな?と表面的ではなくその背景にあるものを追究していきます。追究していくと,その製品を作った方々の思いや企業の思い入れ,もしくは限界なども見えてきます。

この本を読んで,実はあの授業はアート思考の授業なのでは?と思いました。自分なりのものの見方・考え方を鍛えることがこれからの時代を生きていく上で非常に重要なことだと言われています。我ながらいい授業してるなぁと思っていましたが,さらに深めていかなきゃと思うので,がんばります。

では,そろそろ通知表も締め切りになるので,午後は所見を書くぞー📝さぁ,休みはいつ来るかな???

ちなみに,考える人は何を考えているのでしょう?皆さんはどう思いますか?

まとめ
①読んだ本,買った本で人間性がわかるということ
②自分なりのものの見方・考え方がこれからの時代ではより重要になってくるということ
③いい授業考えていきたいと再度振り返ることができた。

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