第70話 エスニックそしてジャンク「カップヌードル ムーマナオ味」
今日はタイ日清の「カップヌードル ムーマナオ味」を食べてみたい。
ムーマナオ味と言われても全くピンと来ない。ムーマナオって何だろうと思って調べてみた。タイの料理でムーは豚、マナオはライムで、豚しゃぶにライムのようなソースをかけた料理らしい。
エスニックなカップめんはなかなかおいしく、特に第29話で食べたカップヌードルのトムヤムクン味は最高だ。レギュラーメニューになってほしいと思う。
タイ日清のカップヌードルは第64話でミンスドポーク味を食べた。これはエスニック感も辛さも控えめで、あまりタイの特徴は感じなかったが、今回はどうだろうか。
食べる前にタイ日清のホームページを覗いてみた。
もちろんタイ語なんて読めないので、適当にクリックして商品紹介ページをひらくと、カップヌードルの上に豚肉とマナオがあしらわれたイメージ写真が掲載されていた。タイ日清では主力の商品なのかもしれない。
他の商品ラインナップを見ても、エスニック料理らしくいかにもスパイシーな感じはとても食欲をそそる。機会があれば味わってみたいものだ。
ではさっそく食べてみよう。
日本のカップヌードルと違い、カップは紙で巻かれたプラスチック製だ。そして内側のプラスチックは所々凹んでいるところがあるのも海外製品らしい。
開封して香ってくるのはエスニックの感じではなく、ジャンクなスナックの感じだ。小袋はオイルが一袋だ。
お湯を注ぎ3分待つ。香りはやはりスナックの感じだ。
まずはスープから。口当たりはすっぱい!だが、すぐに喉に刺激が走る。なかなか刺激的な辛さだ。湯気をすするとむせそうになってしまう。
ここでオイルを混ぜてみる。どうやらこれがマナオのようだ。しっかり混ぜ込むと柑橘系のフルーティさが加わった。そしてベースには香りにも出ていた独特なジャンク感がする。
麺は日本のカップヌードルに比べると細い。そして色にムラがあるのも特徴的だ。粉末スープのかかり具合が所によって違うためだと思うのだが、十分にお湯を吸っても色の違いはかわらない。そして味のムラがあるわけでもないような感じがする。
すっぱ辛い感じはとてもエスニックな感じがする。トムヤムクンも同じくすっぱ辛いが、これとの違いはやはりフルーティさかなと思う。
食べていくにつれ、酸っぱさにも辛さにも慣れてしまうが、じんわりとしていた汗がどんどん流れていく、なかなかの刺激がくせになりそうである。
これもトムヤムクンヌードルと同じく、日本向けに発売されたらいいのにと思う。
ところでムーマナオの味の再現はどうなのだろうか。本家のムーマナオを食べたことがないので全然わからない。いつか本物を食べる機会があることを願う。
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