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歩荷トレーニングしてみた

こんにちは。先日は南八ヶ岳縦走の記事が記事まとめに掲載され、多くの人にご覧いただけて大変嬉しかったです。ありがとうございました。
今回は低山でのトレーニングの話です。

場所と装備

場所
安曇野市 光城山 (912m)
登山道が桜並木で、シーズンには花見スポットとして大変有名な里山です。
一度桜の時期に登ったことがありました。
順当に登れば往復1時間半~2時間程度でしょうか。
ご近所の方がお散歩程度に登ることも多い山で、かなり歩きやすい道のりです。

また、体力に余裕があったら長峰山まで縦走をしようと計画。

装備
合計30kg!!
八ヶ岳縦走に行った際は15kg前後でしたのでほぼ倍。
いつもの日帰り登山セットの他に、災害用で備蓄している水2L×10本といったところ。
平地で背負う分には大した重さではないと感じるため、完全に高を括っていたのでした…。

記録

8:15 登山開始
里山らしく、安定した足元の登山道を歩き始めます。

余談ですが、このように本来の登山道から外れた道が見られることがありますが、極力歩かない方が自然には良いと個人的に考えております。
植生の保護、土砂の流出防止などの観点から登山道から外れないよう意識しています。好きで登っている山を壊してしまうのは悲しいので。
特に光城山のような花見シーズンにどっと登山者が増える山などはこういった登山道以外の道が存在しがちなように感じます…。

登山開始30分弱で大バテし、ちょっと長めの休憩。
滝のように流れ出る汗と上がり続ける心拍数。
水と塩とエネルギーをしっかりチャージし、なんとか持ち直す。
「登り始めはスローペースで」というセオリーはこういったことかと身に沁みました。今後の山行に活かせそうな教訓です。

9:30 登頂
なんとか心肺のスイッチが入り、思ったよりも早いペースで登頂完了。
展望からは北アルプスが一望出来、精神的にも回復します。

山頂には神社があり、登頂ノートも用意されています。
この辺りで一休みしつつ、通りがかりの人と雑談を楽しみ休憩終了。

9:50 長峰山へ縦走開始
縦走路は約40分ほど。
ここまでの登りと比較したら勾配も少ないため行けるだろうと考えて縦走を開始。

10:30 縦走断念し、下山開始
縦走路の1/3位を歩いたところ、脚と心肺から悲鳴が聞こえてきました。
「やめよう。帰ろう。」と。
休憩直後で体力に余裕があると思っていましたが、このまま長峰山まで縦走したら帰ってこれなくなりそうだと感じ、光城山から20分ほど歩いてきた縦走路を虚しさと共にとぼとぼ引き返します…。

登山時とは異なる北回りコースで光城山の下山を開始。
北回りコースはよりなだらかな勾配かつ良い展望なので降りるには最適。

11:15 下山完了
あっという間に下山完了。
実は縦走も出来たかも?という気持ちも湧きましたが無理は禁物ですからね。
断念する勇気も大切です。

振り返りと改善点

・圧倒的体力不足。30kgで3時間でかなりきつく感じた。体力作り系のトレーニングに励みたい。
・途中で断念したのは残念だが、安全第一な判断が出来たので偉い。
・最序盤のペースが不適切だった。今後は登り始めのペースをよりゆっくりにして体を慣らすよう心がけたい。
・道中アブがとても多く悩まされた。虫除けを変えた方が良いのかも...?

まとめ

翌日は疲労感と筋肉痛で半日寝てました…。
ですが暑さの中でも熱中症になることなく帰ってこられたのでよかったです。
精神的にも肉体的にもなかなかつらい山行でしたが、いずれはこのレベルを余裕で歩ききれる体になりたいですね。
次回来る時はちゃんと長峰山までの縦走を完遂したいです。

それではまた!


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