【WEBライターコースの学び方】提出締切に間に合わないとき、どうする?
世の中、思ったとおりに進まないことはいくらでもあります。
子どもが急に熱を出したり、かと思えば元気すぎて寝てくれなかったり。
そこにあったはずの書類が見つからなくて、何時間も探したり。
大雨で交通が乱れたり。
簡単だと思っていた課題が、実はとんでもないボリュームだったり。
今回は、WEBライターコースの課題の提出締め切りが迫っているのにどうやら間に合いそうにない!と分かったときの連絡の仕方について考えましょう。
実際にライターとして仕事を始めたときの、クライアントとのやり取りにも応用できますよ。
1.間に合わないと分かった時点で連絡する
締め切りは◯時間後。だけど、これからあれをやってこれをやって、それからようやく課題に取り掛かって。うん。どう考えても、無理だ。間に合わない。
そう判断できる瞬間、ありますよね。私もあります。
分かった時点で連絡しましょう。
締め切りギリギリになるまであがいたら、なんとかできないかと思う気持ちも分かります。
めっちゃ分かります。だって、私もそうですもの。
でも、それはあなたサイドのお話。
あなたが頑張って課題を提出したら、次は私たちメンター陣が添削やコメントを頑張る番です。
あなたにとって一番役に立つフィードバックになるように、あるときはWEBや本であれこれ調べながら、場合によっては他のメンターたちにも相談しながら、できるだけ早く返せるように対応しています。
とはいえ、私たちもライターその他の別の仕事をもっており、いろいろと勉強中であり、家庭人としての役割も担っています。
ですので、予定が変わったときには早く知らせてもらえるとありがたいのです。
2.間に合わないという連絡の文面を考える
今日の20時が締め切りだけど、間に合わない。帰ってから頑張って、24時までならなんとかなる?いや、それも厳しそう。明日の夜だとちゃんとした課題が出せるんじゃないかな。そうしよう、明日の20時にしてもらおう!
間に合わない、というとき、あなたの頭の中では、こんな感じで新しい締め切り案が浮かんでいることと思います。
では、それを、どんな文面で伝えたらよいのでしょうか。
いくつか、パターンを挙げてみましょう。
さて、あなたが送ろうとしていたのはどのパターンの文面でしょうか?
私は、④のような連絡をもらえるとありがたいです。
・謝る
・簡潔に状況を伝える
・新しい納期を提示する
・相手に相談する
これがセットになっていると、「了解!では明日ね」と爽やかな気持ちで受け取れます。
⑤は、交流も大切な目的であるWEBライターコースの中では全然アリですが、ビジネスの場では不向き。
事情は簡潔に説明したほうがよいでしょう。
①は、「え?だから何?こっちはどうすれば?」となります。
②の場合も、「うんうん。あるよね、そういうこと。で?」ですね。
③は、「わかった、明日ね。でもちょっと一方的だなぁ」と思っちゃいます。
さっと謝る、そして次の納期を相談する、という④のパターンで、受け取る相手のことを考えているよ、という姿勢を示しましょう。
3.締め切りを過ぎちゃった!連絡はどうする?
たまに、締め切りを過ぎてから連絡してくる人もいます。
ありますよね、仕事で帰れないこととか、寝落ちしちゃうこととか。
だから、過ぎたことは仕方ない。
大事なのは、それをどう次に繋げるかです。
⑥はちょっと「?」ってなります。
ナチュラルに「締め切り日時を理解していなかった」方なのか、「締め切りなんて飾りでしょ?ホントは関係ないんでしょ?」と思っている方なのか。
どちらにせよ、仕事相手として信頼できるかどうか不安にさせられます。
⑦や⑧の場合は、添削しなくはないですが、ちょっとこちらはもやもやします。
できたら、ってことは、しなくてもいいのかな。
ルールだし、しないでおこうかな。
でも、したほうがいいんだろうなぁ、待ってるんだろうなぁ。
なんというか、余分な判断を強いられている感じがして、モチベーションが下がってしまうんですよね、にんげんだもの。
自分のミスに気がついたら、⑨のようにお詫びの気持ちを添えてくれるといいですね。
「ま、そういうこともあるよね。次から気をつけてね」という気持ちで受け取れます。
⑩のようなケースの場合は、連絡できるようになった時点で連絡ください。私たちも、連絡がない方のことは、どうされているんだろうと心配しています。
きちんとした連絡をいただいたら、「わかりました。無理せず気をつけて。いつでも待ってますからね!」と応援したくなるものです。
4.ライターコースでのやり取りはクライアントワークにつながっている
WEBライターコースを受講しているあなたには、当然、学ぶ権利があります。
ですから、ちょっとくらい締め切りを過ぎたって、課題を添削してもらうのは当然だと思うかもしれません。
しかし、添削依頼や締め切りの相談のやり取りは、コースを修了したあなたが実際にライターとして、クライアントとの仕事を始めたときの練習でもあります。
クライアントは、あなたの文章そのものだけではなく、あなたの文章を通して、あなたがビジネスパートナーとしてふさわしい相手かどうかを見ています。
信頼できるライターか。気持ちよいコミュニケーションができる相手か。
それを伝えるのは、あなたがつむぐ言葉なのです。
また、実際の記事をあなたが納品したあとは、編集者や校正者などが確認し修正し、必要であればライターに差し戻し、また確認して体裁を整えてサイトにアップする、という工程が次々とひかえています。
それらにかかる時間を再調整しなくてはならないため、納品が遅れる場合は早めに連絡をする必要があるのです。
ですので、課題の提出が遅れる場合は、クライアントに連絡するときの練習だと思って、お知らせくださいね。
5.あなたの言葉があなたの信頼度をあげる
課題の提出締め切りに間に合わないとき、あるいは、締め切りを過ぎてしまったときの連絡の仕方について考えてきました。
自分の状況だけを一方的に伝えるのではなく、相手のことを考えた連絡ができると、あなたの信頼度が上がります。
もちろん、締め切りに間に合うように調整するほうがよい、のは言うまでもありません。
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