システムをクラウドにするということ

システムをクラウドにするのが、リモートワークの基本です。

クラウドにすると、セキュリティレベルが上がり、かつ、在宅でアクセス可能になるからです。

通信セキュリティ


専用線の場合については、そもそも絶対に在宅勤務はさせない、というデータであり業務だと思いますので、これは対象外に刺せていただきます。

VPNですが、コロナ肺炎による在宅勤務を狙ったハッキング被害報告あり、お勧めしないです。参考:https://japan.zdnet.com/article/35150877/

データセキュリティ

クラウド化すると、デバイスと場所を問わず、アクセスできてしまうのではないか、という恐れがあるかもしれません。
クラウドサービスもIPアドレスによる管理が可能なものもありますし、指定されたデバイス以外からアクセスされるとアラームが管理者に到達するような形のものもありますので、むしろ安心です。

なお、元々紙で出力することよりも、クラウドでログインしないとアクセスできない形のほうが、データの紛失・コピー・持ち出しが制限されているので、安心なのです。

コスト

クラウドサービスのコストは、従来のシステムの減価償却期間で、構築費+保守費用の期間総額、を比較するとおそらくクラウドの方が安いです。

理由は簡単です。間に業者が介在しないからです。特にカスタムで作りこむソフトウェアの場合、御社1社に対してここに作る完全オーダーメイド1点もので、かつその稼働を保証するため御社のためにヒトが常時張り付いています。
クラウドは、基本全世界全ての顧客向けに作られており、カスタム化も対応していますので、セミカスタムのようなものです。稼働を保証する部分も完全オーダーメイドよりも低コストになることは想像できると思います。

以上

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