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近所のコンビニ界隈から思うロイヤルカスタマーとフランチャイズのデメリット

こんにちは、こんばんは、山口です。

普段はマーケティングに関連するお仕事、特にデジタル分野に関連することや、ネット広告の運用などを行なっている者です。

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、主にこの3つのコンビニがあると思います。その中でもあなたはどこのコンビニが好きですか?

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私はセブンイレブンが好きです。
理由はとにかく、他と比べて食べ物が美味しいんです。。!
おにぎりはもちろん、おつまみや、惣菜もセブンはクオリティが高いです。

そんな私はセブンイレブンのロイヤルカスタマーだと思っていました。

ロイヤルカスタマーとは一般的に
ある企業や商品やサービスに対しての忠誠心の高い顧客のことを言います。
つまり、その商品、企業のファンですね。

この言葉通り、普段から山口は半径500メートル圏内にセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート全てあるけど、セブンイレブンに行く事がこれまで多かったです。

そんな中、最近気分転換に会社からの帰り道を変更したのですが、その事で最近気付いた事がありました。


山口はセブンイレブンのロイヤルカスタマーではないのでは。。?

というのも
新しい駅からの帰り道には
セブンイレブン

ファミリーマート

スーパー

ローソン

の順番で存在しています。

勿論、私はセブンイレブンが好きなのでその日の夜ご飯を
セブンイレブンで買って帰ろうと入るのですが、
そこのセブンが品揃えがめちゃくちゃ悪かったんです。。

いつも行っていたセブンは別の場所にあって家から近いのですが、帰り道にはなく、どうしても遠回りしなければけませんでした。
その日はたまたま品薄だったのかな?と思いました。

ところがまた別の日、帰り道によってみても、商品棚に何もないんです。。
諦めてその日はファミリーマートでご飯を買いました。。(自炊しろ)

そしてなんと最近はもはや、セブンイレブンではなく、普段から色んなコンビニで買い物をするようになってしまいました。。笑

この時、ふと以前読んだ本を思い出しました。

それが元P&G出身で現在はStrategy Partners 代表取締役。
M-Forceの共同創業者である西口一希さん著書の
「顧客起点マーケティング」
と言う本なのですが、一部こんな文章がありました。

自分の家にスーパーAがあって、周囲には他のスーパーもコンビニもない場合、おそらく日常の買い物はそのAで100%済ませると思います。
それは他に選択肢がないからです。
その場合、スーパーAから見ればあなたはロイヤル顧客です。
ところが少々歩かなければいけない、200メートル先に品揃えもサービスも良いスーパーBがオープンするとどうなるでしょうか?
雨の時や時間のない時には今まで通り、スーパーAを使うかもしれませんが、Bでの買い物も増えます。
つまり、スーパーAは単に物理的に近いから高頻度買いしていたのであって、そもそも強い独自性と便益があった訳ではないのです。
このことから、自社ブランドだけではなく、競合の「プロダクトアイデア」を理解し、その独自性と便益を顧客がどのように認識しているのかも把握すべきだとわかります。
一気に顧客を失う事態を防ぐために、自社ブランドの「プロダクトアイデア」を強化して行く必要があります。
スーパーAの購買行動の裏に、心理的なロイヤリティが存在しているとBがオープンしても変わらずAを選ぶでしょう。
これこそが「ブランド」であり、高頻度購買自体は「ブランド」ではないのです。

勿論、セブンイレブン自体はここの話に出ている以上には強いブランドやプロダクトがあるとは思います。

しかし、⬆︎の文章のように高頻度購買自体はロイヤルカスタマーになる理由にはならないので品揃えが薄いセブンイレブンによって見事に私はそのほかのコンビニの道も切りひらきました😌

ここで
フラインチャイズビジネスのデメリットってこの辺だよなぁと思いました。

簡単にフランチャイズビジネスについて解説すると。。。

フランチャイズとは、フランチャイズに加盟する人・法人が、フランチャイズ本部から、お店の看板、確立されたサービスや商品を使う権利をもらい、その対価をフランチャイズ本部に支払うという仕組みです。

要するに「山口コンビニ」と言うコンビニビジネスを1からやるとめっちゃ大変なのでセブンイレブンのブランドを借りてコンビニビジネスやろう、その代わり、セブンイレブンにロイヤリティ(言うならブランド使用料みたいなもの)を払うと言うことです。 

フランチャイズ店の場合、直営店と違って方針はそこのオーナーに委ねられます。
なので同じコンビニでもかなり、店内ポップに拘っている​店舗や、陳列している商品が違うなんて事がよくあります。

なので、私の帰り道にあるセブンイレブンはいつ行っても商品棚がガラガラになっているんです、、(直営店は常に商品を供給できるようにたくさん陳列されています)

このようにフランチャイズビジネス自体は企業やオーナー側にはメリットはあるけど、消費者側にはあまりいいメリットがないんです。。

帰り道にあるセブンがいつも通り、山口の求める商品を置いてくれていればそのままセブンに通い続けたでしょうね。。

まあ、これがきっかけで色んな所に行くようになったので個人的にはよかった?のかもしれないです笑

山口

参考書
たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング


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