アカデミックNFT:実例で考える#NFTアート
NFTの特性をどのように学術研究、出版、教育に利用するのか、ということになります。アカデミックNFTではこの点に焦点を当てていきたいと思います。
広義のNFTアート
には、いろいろなものがあると思います。
●視覚的なもの
美術絵画、写真、ポスター、漫画、動画、3D作品(彫刻)、3D作品(メタバース)、Tweet、落書き、学術的には例えば
「ノーベル賞受賞大発見のノートの写真」「美しい生物の写真」
「大発見といかなくても、日常的なデータ」「SDS-PAGEのゲル写真」など
○聴覚的なもの
音楽、朗読(小説、エッセイ、詩歌など)、音(自然の音)
学術的には
「研究者の講義」「科学者とのインタビュー」「鳥の歌」「虫の声」など
動画を利用したものでは、映像という視覚的なものと音楽を組み合わせたものがあるでしょう。
今、NFT界で一番よく利用されているのが、デジタルアートだと思います。NFT化することのメリット、それは本物とニセモノを容易に区別することができるようになる点です。
またNFTにすると、作成者(アーティスト)、最初の所有者、次の所有者といった更新記録が残ります。その結果、転売のときに、その販売価格の一部が手数料として作成者に入るという仕組みにすることも可能になります。
すべては個人ではなくブロックチェーン上で管理されるので不正もできません。
「ノーベル賞受賞大発見のノートの写真」の本物がわかる。取り引きされるたびに、その写真のクリエータに資金が入る。という仕組みがNFTで可能になるのです。
「大発見といかなくても、日常的なデータ」もその取り扱いの様子が保持されます。データを盗まれないようにする、データの改ざんができない、データを知的財産とする、などいろいろな利用が可能になるでしょう。
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