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どこなのかは分からない花火大会、遠くの神社の祭り囃子。夏のことはいつも遠くで起こってて…
適切に 芽生えてしまったわたしから摘まれるように朝の訪れ 微睡の蓮の葉 誰にでも心がある…
終わるって決まった日々に立つ泡のじゃあ逆に人魚じゃない可能性 キャラメルソースかけてあな…
真夏日の前夜の雨の肌寒さ 告白を、一度、したことがある ぼさぼさの髪をかわいいよって言う…
飽和する幸せが蝕んでゆく?浅いポップな眠りの果てに さようならエッヂが効いてしまったらそ…
しがちかも、遠慮 苦しい下着しか売っていないと分かった日から 海に臨む暮らしで海に望むこ…
五右衛門のパスタを箸で食べている従う郷がある冬の日に たぶんこれが正解なのにストローが容易く突き刺さらない あなたも 都合よくさらいに来てはくれなくて私と白い息の境界線 それなりに未来に生きていることを本当は祝祭に思いたい 上向きの三角を押す私へと下降してきてくれるエレベーター 先祖にはならないからだで務め上げる人生ゲームの銀行係 入り浸り続けても籍は入れないね微糖の紅茶の微糖ではなさ
新しい花火はここにいくらでもあるけれど、君を灯した日々の代わりにも後継にもならないこと…
執拗に塗りたくるハンドクリームを売っていたもうないミュージアム 吐き癖がついていた頃植え…
青い髪を生まれつきで欲しかったそういう角度の鬱屈だった 街の灯り君の光はご自身のために …
今発表されているもの、きっと全部見れないけれど、きみがそうして生きていることは確かに光っ…
後輩が光の速さで帰るのを実際光と思って見てた 久々に何かのために夜起きてこれも青春の類型…
黒鍵と白鍵真夜中に続いて愛とか信じてみたい?って聞く 後ろめたい肯定を得て行く時のわたし…
プラネタリウムのグッズだけ今も使ってる宇宙はきみを思わせないし 海鳴りのこと語感しか知らなくてその段階で海鳴りは好き 何ワットで何分だっけって捨てちゃった冷凍パスタの袋を拾う それもまた聞いていたラジオになって知らないキャラのツムばかり消す アーケードの花屋は結構遅くまでやっていて好き、その一点で 同僚が社内の話しかしないタイプで(社外の人で)良かった 可愛い缶のお酒だけ買う窓のこちら側も雨みたいなコンビニで でもよぎる寝息 今度の角部屋に誰かを上げてみてもみな