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詩(2019年~)

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30代前半以降 詩作から離れていましたが、 49歳の 2019年から再開しました。 その詩を掲載していきます。
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#詩

二〇二四年   2024/6/29

今年は 西暦二〇二四年 一年後 西暦二〇二五年 まあOK 十年後 西暦二〇三四年 まあO…

山雀ぐり
3週間前
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時間ゴム   2024/6/29

うさぎの寿命は七~八年 人間の約十分の一 きっとうさぎから見た人間は とんでもなく長寿な生…

山雀ぐり
3週間前
6

新・維新の志士   2024/5/30

うちに坂本龍馬がいます はい あの坂本龍馬です 袴にブーツ 右手にピストル 懐手して 遠く…

山雀ぐり
1か月前
6

千年後のキミへ   2024/5/30

うちにペンギンがいます 亜熱帯の部屋に しかも三羽も その名も シャンプー コンディショナ…

山雀ぐり
1か月前
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三六六季   2024/5/2

季節の変わり目ですのでご自愛ください というけれど 季節の変わり目っていつだろう 毎日な…

山雀ぐり
2か月前
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地球儀ゲーム   2024/5/2

くるくる回す 地球儀 回す 目をつむって 指でストップ さてどこだ? 海だった 海のもくず…

山雀ぐり
2か月前
5

シカとも   2024/4/5

シカバネちゃんが歩いてく ゆらゆらと 柳のように シカバネちゃんが歩いてく まるで生きてるかのように いや もちろん生きてるんだけどね れっきとしたニンゲンなんだけどね でも彼女はシカバネちゃん まるで生きてる気がしない だって音がしないもの そう 彼女は音をたてない ドアを閉めるときも 階段を降りるときも そういえば話し声も まだ聞いてないかも 世界は音であふれてる でも美しい音はほとんどない 世界は言葉であふれてる でも美しい言葉もほとんどない だからや

幻桜   2024/4/5

ある春の夜 つきあいで遅くなり タクシーで家に向かった ふと見ると みごとな桜 「すみませ…

山雀ぐり
3か月前
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グリとぐり   2024/3/9

うさぎは鳴く 知らなかった 鳴かないと思っていた でもグリが教えてくれた うさぎは鳴きま…

山雀ぐり
4か月前
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巡礼者(ピルグリム)   2024/3/9

つまずいた 今日もまた 街なかで わずかな段差で 世界は段差で満ちている すきあらば私を転…

山雀ぐり
4か月前
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夕陽の勇者   20204/2/10

影がのびる 東へのびる ということは 背後から照るあれは 夕陽だろうか 燃える赤 炎の城だ …

山雀ぐり
5か月前
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朝陽の勇者   2024/2/10

ぼくは美男子 ではないけれど でもたまにある 図々しくも自分の顔を いい顔だなと思う日が …

山雀ぐり
5か月前
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キヅツキの森   2024/1/10

きづく きずつく きずつく きづく 似ている 気づくと傷つくは 音だけじゃない 意味も似て…

山雀ぐり
6か月前
3

空き缶   2024/1/10

美しいはこわれやすい たとえばきれいなお花畑に たとえばジュースの空き缶が もしひとつでも落ちてたら こわれる 美がこわれる そもそもお花畑が微妙 きれいでも人工のもの 所詮は人が植えたもの その時点で美にもとる それならと森へ行く 鳥が歌う 木が歌う ああ美しい これぞ自然 天然の美だ と思ったら誰か来た 人がいた その瞬間またこわれる こうなったら山へ行こう 誰もいない山 空の近くへ 天界へ これぞ美だ 究極の美だ でもまた誰か来た と思ったら鹿だった