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拝啓、繊細さんへ 絶望から学んだこと

皆さんこんばんは。今日は、拝啓、繊細さんへというタイトルで書かせていただきます。

絶望への兆候、初動対応の失敗


13年前、ある先生から『吉田はナイーブだよな』と言われました。当時の私にはナイーブという言葉の意味は知りませんでした。意味を知って私は繊細さんなのだと気付きました。手相も繊細な面があると言われたこともあります。
2011年5月28日。この日から現在進行形で治療が進んでいる病気と向き合うことになります。
過呼吸を起こし手足が麻痺し自力では歩けない。初めて味わう感覚をどうしたらいいか分からずにどんどん手足は感覚を無くします。ものがあってやっと立ち歩いた時、マネージャーをしていた同級生の顔は強張ってました。あの顔は一生忘れることはできません。
以降絶望感に苛まれ、何をするにも気力が湧かない。その時には病気は進行していました。初動対応で失敗をしました。一時期死を考えたこともありました。
高校も留年をし、仲間達ともなかなか馴染めない日々が続いていきました。
高校を卒業し、社会人に。そこでも病気の理解が得られず苦しむ日々になります。諦め、妥協点を低く設定してなんとか噛み殺してました。


絶望から救った言葉

絶望から救ってくれた言葉があります。サブスクに入っていた金八先生を見た時です。
いじめのロールプレイングをした後、武田鉄矢さん演じる金八先生が、『君たちはまだ15歳。死ぬなんて言葉をそう簡単に使うなよ。』『生きている限り死ぬということを人生の答えにしてはいけない』というセリフがありました。あの言葉に私は救われました。
いじめと病気違うかもしれませんが。以降私は人生の答えに死を出してはならないようにと決めます。
そして… 色んな事柄に出会い今。とても楽しいです。
まだまだ病気の症状は出ます。でも希望は捨ててはいけない。そして今を愉しんでいこうと決め、今日に至ります。


今、苦しんでいる方々へ

最後に今苦しんでいる方々へ。生きてほしい。生きて皆さんと出会いたいと思います。
ひとりで苦しんでる方はどうか一歩踏み出す勇気を持ってください。それは専門の病院や友人、家族、誰でも構いません。ひとりで苦しまず皆さんで解決しましょう。

今回もネガティブな要素が多い文面ですみません。
ですが、私が15歳で体験したことをこうやって文字に起こして、伝えることが私にできることなのかなと思っています。

今回も読んでいただきありがとうございました。

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