自己肯定感なんて言わないで
自己肯定感なんてキーワードがまさかこの世を席巻するとは思いもしなかったです。
これはとても不思議な言葉だと思います。誰も否定していないようで、実は自己肯定派以外の人々をひっくるめてまとめて攻撃しているように思います。
日本語だと「肯定」は肯定的に、「否定」は否定的に聞こえがちです。
つまり自己肯定感という言葉自体が自己肯定を肯定していて、それ以外を否定しているような気がしてならないのです。
でもこの言葉にそんな深い意味はないですよね。使っている人たちの大半は自己肯定派と認識していますが、一般論としてこの言葉を使っているんだと思います。
とはいえ僕自身、言葉は自由に使っていいと思っています。ただ知っているかどうかは大きなことだと思うんです。
この言葉の裏に傷ついている人がいることを知った上でもっと多様な表現ができるといいのかなと思います。
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