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おかえりモネを見てる〔第21週〕

早起き習慣を付けようとして見始めた朝ドラですが、最近はほとんどリアルタイムで見られていません(笑)

朝ドラの時間、8:00~ってみなさん何をしてる時間なんでしょう。早い人だともう会社に着いてて始業前の時間を過ごしてるのかな。

私が前働いていた職場には朝ドラが好きな上司がいて、職場に着くとテレビが付いてました。昼休みもNHKのニュースを見るためにテレビをつけて、その流れでもう一度流れる朝ドラを見てた。終わるとちょうど13時なので、テレビを消して午後の業務に入るという感じ。

私はその頃あまり朝ドラに興味がなくて。かつ、昼休み12:45頃から15分間昼寝をする習慣が個人的にあったので、テレビの音うるさくて嫌いでした(笑)好きじゃない役者さん出てたり主題歌が気に食わなかったりするともうひとつイライラしてつらい時間だったなあ。朝ドラ=仕事中に観るものというイメージが付いたのも今思えばつらかった。

今は純粋にドラマとして楽しむことができているのでうれしいです。

ということで、今週もおかえりモネを見てます。あと3週!

今週のあらすじ

民宿業を再開したいと考えだした亜哉子(鈴木京香)。それを龍己(藤 竜也)は、応援する。一方、未知(蒔田彩珠)は東京の大学で本格的に研究をしないか、という誘いを受けていたが、今の仕事や将来のことなどに思い悩み断り続けていた。そんなある日、百音(清原果耶)の職場のコミュニティFMに、中学3年生・あかり(伊東 蒼)が現れる。授業時間にもかかわらず帰ろうとしないあかり。実は、あかりは亜哉子とある縁があった。(公式サイトより)

家族の葛藤とモネ

先週、今週は次から次へとモネの家族に転機が訪れていましたね。
母は民宿業再開を考え始め、父は仙台への転勤(単身赴任?)が決まり、祖父はカキの養殖業を自分の代で終えようと思っていて、妹は研究のために東京に行きたいなと悩んで。

それぞれ他の家族のことを思って悩んでいて、なかなか事が決まらないまま時間が進んでいきます。

モネは一度家を離れていたから、そのことに口出しができないと言います。
これはちょっと「?」となりました。駄目なのか・・・?この家族だったら、家を離れていたモネが何かアドバイスしたとしても受け入れてくれるような気が・・・まあモネ自身が「いなかった人間に言われても気分悪いだろうな」と思っているということでしょうか。

これってある意味、モネが手を出さなくてもなんとかなる家族だからだなあと思いました。それぞれが独立した考えを持っていて、周りのことも配慮できて、優れた人たちだからだなあと。現実にはもっとどうしようもない人がこの中にいたりして、ただ見ているとかそっとしておくとか言ってられない事情がたくさんあるような・・・モネも自分のやりたいことをやってる場合じゃないってなるかもしれません。それでもやりたいことやってほしいけど。

とにかくモネは自分にできることとして、そばにいて悩みに寄り添い、その人が抱えている痛みを受け止めてあげることを選びました。だからいつものように妹・未知が「お姉ちゃんはいいよね。やりたいことやれて」と嫉妬と苛立ちをぶつけてその場を去ろうとしても、それを止めて。「聞くから。思ってること全部言って」と受け止めようとします。

気仙沼を離れていたモネが、大切な人のそばにいたいと思ってこの土地に戻ってきて暮らしている。家族の悩みを直接解決することは難しくても、ただそばにいる、話を聞く、痛みを共有することだけをひたすらにやっているモネの姿が印象的でした。何もしなくても、一緒にいるだけですごいことだよと言ってもらっているような気がして嬉しかった。

母が教師を辞めた理由

モネの母・亜哉子は過去、教師として働いていました。義理の母の介護のために教師をやめたと家族は思っていましたが、本当の理由が今週明らかに。

震災の日。目の前にいる子どもたちを置いて自分の娘たちのところへ向かおうとしてしまった。一瞬のことですぐに気を取り直したけれど、少しでもそう思ってしまったことが自分で許せなかったんでしょうね・・・

実際、この話をモネにしている亜哉子さん(鈴木京香さん)の表情が、悲しさに怒りが混じったような複雑なものでした。怒りはもちろん、過去の自分へのそれだと思う。うわ、この人すごいなと思ってしまった。もちろん良い意味で。

すごい演技ってなんだろうって最近よく考えます。私が一番すごいと思ったのは大河ドラマ「おんな城主直虎」で見た高橋一生さんの演技。高橋一生さん演じる小野政次の最期が描かれた第33話「嫌われ政次の一生」(タイトルも良いー)です。観ていて、受け止めるものが多すぎて怖くなるくらいだったなあ。言葉でうまく言えない。演技と分かっているのに100%すべて完全に、そこで起きていることを事実だと信じ切ることができたというか、本物を見たという感じなのか・・・なんなんだろう。

まとめ

今週(もう翌週になっちゃってる)は自分の公演でばたばたでアップが遅れてしまった~

モネの家族の話が沢山出て来て、なんかほっとしますね。

来週は海の話。久しぶりに浅野忠信さんが出てきますね~

亮(永瀬 廉)は、中古だが自分の船を持とうとしていた。耕治(内野聖陽)が購入の資金面で相談に乗るが父・新次(浅野忠信)とは話せずにいる亮を、百音(清原果耶)や未知(蒔田彩珠)は心配していた。年が明け、亮が漁に出ていた日、三陸沖が大しけになることに気付いた百音は、滋郎(菅原大吉)ら地元の漁師たちに沖に出ている船を急ぎ戻すよう進言する。そして多くの船が港に戻る中、亮の乗る船が悪天候で動けなくなっていた…。(公式サイトより)

来週、もう今週。も楽しみです。

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