【三鷹市 小・中学生】重いランドセル等の通学時の荷物の負担軽減について

三鷹市議会議員の山田さとみでございます。

保護者から子どものランドセルが重過ぎるのではないかといった御相談を以前から頂いており、令和2年 第3回定例会(9月)の一般質問で子どもたちの携行品の負担軽減について質問しました。子どもの負担軽減など、様々な観点から、児童・生徒の荷物の軽量化について、より一層の配慮を求めました。例えば、宿題になっているもの以外は置いて行ってもよいと示すべきだと指摘しました。

この質問の答弁で教育委員会からは、「分かりやすいお伝えの仕方に努めていきたい」等と答弁がありました。

私の一般質問の後、教育委員会からは市内の校長会で子どもたちの通学時の荷物の軽減について何度かお話しいただいていたと聞いています。しかしながらその後も同様の件について保護者からのご相談を受けており、タブレットの分も荷物は重くなっていますので、再度、新年度に向けて、全学校でしっかりと置き勉をしても良い基準について示すべきと現在開会中の令和3年第1回定例会(3月)で求めました。

再質問を含め、今回の質疑答弁の中で、

①教育委員会から、校長会でより具体的に子どもたちの負担が軽減するような策を講じるようお話をして頂けることとなりました。

②毎日担任から持ち帰るもの、置いて行って良いものを示すなどの工夫が必要であると教育委員会の認識を確認しました。

③毎日持ち帰るものが違うと忘れ物が増えるのではないかという懸念もあるという事が教育委員会から示されたので、(親のサポートのしやすさも重要であると考え)親のスマートフォンなどでも連絡帳の中身、明日の持ち物などが分かるようにする工夫も必要だと申し上げました。(再質問なのでアドリブで発言しました。正確な発言については議事録をご確認下さい)

随分この問題については教育委員会と話し合ってきており、私と意見は一致しているように思います。

子どもたちの通学時の荷物の負担軽減策については各校長先生に決定権があるのが実情です。

「子どもが荷物が重くて道で座り込んで遅刻をしてしまった」「ランドセルの跡が子どもの肩についている」等、胸が痛くなるようなご相談を頂いています。中学生の荷物も、部活の荷物など合わさるととても重くなってしまう事など確認しています。この現状を変えたいと思い、活動してきました。

あと一歩、現状を変えるには保護者、PTA、スクール・コミュニティ推進委員会、地域の皆様が直接担任の先生や学校長にお声を届けて頂けると現状が変わりやすいと思います。

お会いした三鷹の先生方はあたたかく、子ども達の成長を願い、一生懸命愛情を注いでくださる方ばかりです。なのできっと困っている現状をお話すればすぐに分かって下さるはずです。

もしも担任の先生や、校長先生にご相談されても取り合って下さらない場合は教育委員会や、私で宜しければ是非ご相談ください。

子どもが楽しく学校に通える環境づくりに、これからも取り組んで参ります。

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