不老島の不思議(あらすじ)

瀬戸内海の小さな島、不老島ふろうじまの不思議なお話です。
100歳の鈴さんが無人島を手に入れ、仲間たちを呼んで島に住むことになったのは50年前。
住人は80歳から105歳の10人のおばあちゃん。黒髪で艶っぽい声を出し、頭の回転がよく、ビックリするくらい若々しいのです。
島では時折、若者を移住者として募集します。条件はただ一つイケメンであること。ある日、選び抜いた5人のイケメンが島にやってきました。彼らを歓迎するためにおばあちゃんたちは海に潜って秘薬を作ります。その秘薬を飲んだイケメンたちは、一瞬のうちに美しい花に化身します。おばあちゃんたちは彼らのエキスを吸いとって若々しく生きているのです。