12月の聞香会は、「歴史的名香の香気を堪能する」(Ⅱ)です!

12月13日に予定している聞香会は、既に告知している通り、9月に実施した特別会第五弾と同じとさせて戴きます。

報告できていませんでしたが、当日の内容をざっとお伝えしておきます。
40周年記念特別企画ということもあり、かなり思い切った香木の選定を行ないましたので、ご参加の皆さまからは高い評価を頂戴しました。
メニューは次の通りでした。
(当日配布のメニューに、一部加筆しています)

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聞香会~香木三昧のつどい~特別会第五弾
「歴史的名香の香気を堪能する」メニュー

一.雲間(真那賀)(霊元院勅銘)

二.香久山(羅国)(名香百二十種)
  
三.陽明(真那賀)(近衛家旧蔵)(陽明文庫出)
  
四.千歳乃秋(伽羅)(桜町院勅銘)(日光准后旧蔵)
  
五.月(伽羅)(名香六十一種)
  
六.柴船(柴舟、芝舟)(伽羅)(一木三銘或いは一木四銘)
  世のわざのうきを身につむ柴舟はたかぬさきよりこがれゆくらん

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上記の内、未公開だった名香の写真を一部掲載しておきます。

陽明

千歳乃秋
柴船(柴舟、芝舟とも表記される例がある)

いずれ劣らぬ名香を、心行くまで堪能したひと時でした。
『月』も『柴船』も僅かしか残っていない中、覚悟を決めて炷き出しましたが、筆舌に尽くし難い幸せを味わうことが出来、後悔はしていません。

参加を切望していながら様々な理由から叶わなかった愛好家のために、もう一度だけ、同様の内容で特別会を実施することに決めました。
万障お繰り合わせの上、参加くださいます様、お奨め申し上げます。






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