『香木三昧』特設note開設趣旨

　自分なりに学んできたことや体験してきたことを書き遺し形として留めておくと共に、なるべく多くの方々とも共有できればと思い立って、『香木三昧』を書き上げました。
　当初は、これまで様々な機会に書いてきたものを整理して一冊の本にまとめることを想定していましたが、まず本文から書き始めたところ、止まらなくなってしまいました。
　新たに書いた文章と昔のものとを読み比べてみますと、ごく一部を除いて主旨に相違が無いことに気付いたのですが、経過した歳月の間に加わった知見も沢山あり、最後まで書き続けた次第です。
　上質な香木が持っている〝力″は、当の植物に限らず私たち人類にとっても、とても希少で貴重な宝物だと思います。その力は「大自然の叡智」とも表現できるものであり、心身の奥深くに摂り入れることによって、きっと何かいいことをもたらしてくれるのではないかと思えます。
　本ノートには、『香木三昧』に書ききれなかったことや書き忘れていたこと等も含めて、
大自然の叡智を楽しく摂り入れる方法や機会などについて記していきたいと思います。
　なお、テーブル・椅子席における気楽な六国・五味の聞香会や名香鑑賞会の企画等につきましても、逐一案内を掲載して参りたいと考えています。
　志は真摯でも、あくまでも〝あそび（遊戯）″の境地に属することと心得ています。趣旨をご理解・ご賛同の上、ご感想・ご質問等をお気軽にお寄せ下さいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。