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#21 映画『AWAKE』のオーディオコメンタリーを公開します

このnoteは映画『AWAKE』の監督・脚本をした山田篤宏が「noteってどうやって書くんだっけ…?」と思いながら書いています。

ご無沙汰しております。気がつけば春もど真ん中。そろそろ過ぎゆきて初夏に届こうかという陽気ともなって参りました。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

といったような時候の挨拶もどう書いたもんか忘れるくらいには久しぶりの更新になったかと思います。前から読んでいただいていた方は、まさかもう更新ないと思ったでしょう?僕もそう思ってました。なのでします。


さて、観ていただいた方には大変ご好評頂きまして、今や主演が毎週日曜日に青空に向かって拳を上げているでおなじみの『AWAKE』ですが、ブルーレイ&DVDが3月24日に既にリリースされています。「そうかーもう出るのかー」と自分でも思っていたところ、これらが出るってことは当然TSUTAYAやAmazonなどでのレンタルも開始されてるということでして、公開時はお住いの地域&ナントカ宣言の具合のせいなどもあって断腸の思いで観れなかったという方にも観て頂ける機会がダーっと広がったのだなあ、ありがたいなあ、と思ってました。思っていたら、本日4月25日よりNetflixにて配信開始、とのことです。これでまた一気に観てもらえる機会が広がるなあと思う次第です。

で、そんな状況が揃った中で、せっかくなのでオーディオコメンタリーを勝手に作りました。僕大好きなんですよね、コメンタリー。なんですが、特典てんこ盛りのブルーレイにもコメンタリー入ってないんです。というわけで、自宅にて細々と録音したものを、下記にアップロードしました。

以下、再生に際して諸注意を。

・オーディオコメンタリーってのは通常だと背景に映画の音がうっすら入っててそこにコメントが乗る、みたいな感じだと思うんですが、上記完璧に個人アカウントでやってます関係上、それやると重大な著作権侵害になります。なので、基本的には中年男性(俺)の声しか入ってない素材になります。(そんでもって僕の声は著作権いらないんで興味があったら好きに文字起こしとかマッシュアップとかしてくれても全然いいです。しないと思いますけど)

・従って、お手持ちの環境で『AWAKE』を再生する際に、「せーの」で本編と一緒にコメンタリを再生して、ボリュームは各自調節してお楽しみください。一応、冒頭の方でタイミング合わせのきっかけ的な内容は話しています。わかんないですけど、パソコンでブラウザ2画面立ち上げて観ながら聴くとか、テレビとスマホで観ながら聴く、みたいなそんな感じになるんですかね。

・「滑舌の悪さに定評がある山田」、を自負していますので、聞きづらいところもあるかと思います。治す気が毛頭ありませんので、何卒ご了承ください。

・内容に関してはまあほぼ思いついたことを一発録りで話してます。どこまでためになるもんかな?というのはありますが、そんな面白いもんじゃないです笑。まあ、そこはコメンタリーってそういうもんじゃないですか。

・そして、環境によってはyoutubeと同時再生とかできないよ!みたいなこともあるんかなとも思いました。なもんで、音声ファイルでも用意しましたんで下記からダウンロードしていただいても結構です。同じものです。(ちょっと、googleドライブの仕様がよくわかってないんで多分これでダウンロードできるとは思うんですが…)


一つだけ格好をつけたことを言いますと、オーディオコメンタリーを自作までしたのは僕が好きだから、ということ以上に「僕が他の作品のコメンタリーを観てたくさん参考にさせてもらっているから」というのがあります。ですので、裏話的なことよりも、技術的だったり制作的なことにある程度重点を置いて話したつもりです。とはいえ一発録りなんでそこまで気回せてない気もしますけど…。あと、noteこんだけ書いちゃうとどうしても被るネタとかあるんで、そこは気にしてないので悪しからず、と。

「コメンタリー」と書くのが正しいのか、「コメンタリ」と書くのが正しいのか、最後までわかりませんでしたが。では、こちらも合わせて『AWAKE』を末長くお楽しみいただければ、作り手としては万感胸に迫る思いでございます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。