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【スライドブラッシュアップ10】「『インフラ分野のDXアクションプラン第2版』とりまとめに向けて」説明スライド2
「スライド洗練30日間チャレンジ」10日目は、国土交通省の「『インフラ分野のDXアクションプラン第2版』とりまとめに向けて」の資料から「インフラ分野のDXへの取り組み方」のスライドをブラッシュアップしてみました(今回はスライドタイトルを追加しています)。
元スライド
![](https://assets.st-note.com/img/1717543513764-JKdfy2Qkz5.png?width=800)
ブラッシュアップ後
![](https://assets.st-note.com/img/1717545641500-reGJhYE0Jz.png?width=800)
主な修正内容とその意図
今回はメッセージの「インフラ分野のDXは分野網羅的、組織横断的に取り組む」を軸にブラッシュアップしました(後述のようにメッセージを一部変更しています)。
内容の追加・変更
今回はタイトルのないスライドだったため「インフラ分野のDXへの取り組み方」とタイトルを追加し、メッセージも「インフラ分野のDXは分野網羅的、組織横断的に取り組む」と言葉を追加しました
なお実際の制作時は全体の流れや意図などのすり合わせを行った上で内容の追加・変更を決定します。
レイアウト
今回は「分野網羅的」と「組織横断的」がキーワードですが、元のスライドだとそれぞれ矢印が一部分にしかかかっておらずうまく表現できていませんでした
矢印を横全面、縦全面にすることで、「分野網羅的」と「組織横断的」のキーワードを表現しました
文字
上下左右の余白を取る関係で3つのブロック内の文字はかなり小さくなってしまいましたが、メッセージの「インフラ分野のDXは分野網的、組織横断的に取り組む」を元に「分野網羅的」と「組織横断的」を表現することを優先し、文字の小ささは許容しました
もしブロック内の文字が主役になる内容なら、他の部分を小さくして文字を大きくする方向でまとめたと思います
色
元スライドは赤、青、緑の3系統の色が使われていましたが、色の印象が強くなりすぎて内容への注目度が下がってしまう状態でした
色の使い方にはある程度の意図が感じられましたが、色そのものが目立ちすぎてしまう印象だったため国土交通省のロゴマークをベースにした紺系統の色に統一しました
塗りつぶしは見出し部分にのみ使い、それ以外は線でまとめて情報量を減らしました
図・イラスト・写真
元スライドは写真の高さや幅が不揃いだったので、できる範囲で高さを揃えました。また、大きな写真と小さな写真×2の横幅を揃え、印象を整えました
今回は、レイアウトと色を中心としたブラッシュアップを行いました。
メッセージに含まれるキーワード(今回なら「分野網羅的」と「組織横断的」)の表現は、コンテンツ部分で特にポイントになる部分です。
今回の矢印表現の変更のように、キーワードの表現は特にその意味を深堀りし、こだわりを持って表現するといいでしょう。
また、スライドのコンテンツ部分の文字サイズは一般的には10.5ポイント以上が望ましいと言われています(注釈はもう少し小さくてもOK)。
文字を10.5ポイントより小さくしないと納まらない場合は、まずはスライドの分割、内容の削除などで1スライドあたりの文字を減らすのを検討します。
今回のようにそれらが難しい場合は、メッセージを軸に優先度をつけて一部の文字を小さくするという方法もあります。
スライド枚数の制限があったり上司や組織の意向でどうしても内容を削れない場合もあるので、いくつか引き出しを持っておくと対応しやすいでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1717803048134-qPcWhyFtxB.png?width=800)
山田スライド工房では、スライド資料のブラッシュアップサービスを行っています。
「スライド資料のごちゃごちゃ・もやもや」でお困りの方はぜひご相談ください。
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