【スライドブラッシュアップ15】「経済産業省におけるヘルスケア産業政策について」説明スライド2
「スライド洗練30日間チャレンジ」15日目は、経済産業省の「経済産業省におけるヘルスケア産業政策について」から「中小企業における健康経営の推進(ノウハウの提供)」のスライドをブラッシュアップしてみました。
元スライド
ブラッシュアップ後
主な修正内容とその意図
今回はメッセージの「平成27年度事業として、「健康経営ハンドブック」の策定及び企業に健康経営を普及・啓発していく「健康経営アドバイザー(初級)」を整備。「健康経営ハンドブック」は、増刷を経てこれまでに約4万部を配布。」と「「健康経営アドバイザー」は7,000名以上が登録され、地域で活躍中。」を軸にブラッシュアップしました。
内容の追加・変更
メッセージ部分が「事業の説明」と「現在までの実績」が混在していたので箇条書きごとに分け、文字の強調を追加しました
レイアウト
ナナメの矢印(左下)は一般的には見づらいので、通常は左→右の直線矢印(または90°で曲がる矢印)に変更します
ただし今回は「経営の知識×健康の知識=健康経営(アドバイザー)」という明確な意図が感じられたため、このままの形で残しました
色
他の資料と同じく、経済産業省の濃い青をアクセントカラーとして採用し、それ以外はシンプルにまとめました
見出しに一番濃い色を使い、中身はそれより薄い色にすることで情報の階層構造を色でも表現しています
あしらい・装飾、その他
矢印をシンプルに変更し、「一気通貫の運用」の部分も優先順位を考慮してシンプルな四角形に変更
しました
「中小企業」にアイコンを追加しました
今回は、矢印を中心としたブラッシュアップを行いました。
矢印は原則として「脇役」なので、主張を弱めにするのが基本になります。
元スライドでは商工会議所からの3つの矢印の存在感がかなり強かったですが、このスライドの主役は「健康経営ハンドブック」と「健康経営アドバイザー」のため、これらの矢印の主張を弱めてバランスをとりました。
また、ナナメの矢印は見づらいので直線や直角に曲がる矢印の組み合わせで表現するのが基本ですが、今回のようにしっかりとした意図がある場合は例外的に使う場合もあります。
矢印1つとっても、意図を明確にしながら使うことでより質の高い資料にできるので、ぜひ意識してみてくださいね。
山田スライド工房では、スライド資料のブラッシュアップサービスを行っています。
「価値ある内容だからこそ、すっきり受け手に届けたい」という方はぜひご相談ください。
スライド洗練30日間チャレンジで投稿したnoteは下のマガジンにまとめています。興味がある方はこちらもぜひご覧ください。
●スライドの出所
経済産業省におけるヘルスケア産業政策について
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