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【スライドブラッシュアップ21】「健康投資管理会計ガイドライン 概要説明資料」説明スライド

「スライド洗練30日間チャレンジ」20日目は、経済産業省の「健康投資管理会計ガイドライン 概要説明資料」から「健康投資管理会計ガイドラインの位置付けと狙い」のスライドをブラッシュアップしてみました。

このシリーズはあくまでブラッシュアップの題材として国の資料を取り上げており、内容や表現をおとしめる意図はありません。また、資料の内容が古いものもありますので、あくまでブラッシュアップイメージの参考としてご覧ください



元スライド


ブラッシュアップ後


主な修正内容とその意図

今回はメッセージ2つ目の「(健康投資管理会計ガイドラインは)主に健康経営に取り組み始めていて、効果分析や評価方法を模索している企業が利用することで、健康経営の効果的な実施や、様々な市場との対話が可能となることを想定している。」を軸にブラッシュアップしました。


  • 内容の追加・変更

    • メッセージ部分をスリムにするため、重要度が低いメッセージ2つ目の後半(これから健康経営に取り組み始める~)を削除し、メッセージ3つ目の文章表現を一部変更しました

実際の制作時は全体の流れや意図などのすり合わせを行った上で内容の追加・変更を決定します

  • レイアウト

    • 右下の文章部分から「既存の手引の対象(ステップ1、2)」と「本ガイドラインの対象(ステップ3、4)」を抜き出し、左に移動して見やすくしました

    • ステップ1~4を縦に等間隔に並べ直し、横方向の要素は縦よりやや余白を小さくしました(ステップごとの情報のかたまりを視覚化するため)

    • 他の資料と同じく、経済産業省の濃い青をアクセントカラーとして採用し、他の系統の色はなくしました

    • 本ガイドラインの対象であるステップ3<4でアクセントカラーを濃くして使いました


今回はレイアウトを中心としたブラッシュアップを行いました。

「健康投資管理会計ガイドライン(本ガイドライン)の対象とそのメリット」がメッセージの中心と考え、主にガイドラインの対象を見出しや塗りつぶしなどの工夫で強調しました。

今回は元スライドも色の使い方などに工夫が見られましたが(特に対象外の部分をグレーにして印象を弱めているところ)、色の使い方のさらなる工夫、見出しの追加、メッセージの一部や矢印等メインではない部分の引き算により、中心になるメッセージがより印象的になるように仕上げました。

特に今回使った「見出し+線」で範囲を表現する方法は、ポイントになる範囲をすっきりと表現するのに適しているので、機会があればぜひ使ってみてくださいね。


山田スライド工房では、スライド資料のブラッシュアップサービスを行っています。
「価値ある内容だからこそ、すっきり受け手に届けたい」という方はぜひご相談ください。


スライド洗練30日間チャレンジで投稿したnoteは下のマガジンにまとめています。興味がある方はこちらもぜひご覧ください。


●スライドの出所
経済産業省「健康投資管理会計ガイドライン概要説明資料」


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