20191026幕の内図解は網羅的_イチオシ図解は一点集中

【図解610】幕の内図解は「網羅的」、イチオシ図解は「一点集中」(キシモトコウスケさんツイート図解)

20191026幕の内図解は網羅的、イチオシ図解は一点集中

【ドーナツ型(包含)】あるテーマを図解する場合、幕の内弁当のように網羅的に図解する「幕の内図解」と、自分の視点(学びや気づき)を中心にして図解をする「イチオシ図解」の大きく2つの方向性がある。

2つに優劣はないが、「今、どちらのやり方をしているか」は意識した方が図解をしやすく、質も上げやすい。

幕の内図解の「網羅的」と対にするためにイチオシ図解を「一点突破」と表現していますが、もちろんイチオシ図解は1つのことしか書いてはいけないわけではありません



Twitterでキシモトコウスケさんの下のつぶやきを見て、なるほど!と思ったので図解したものです。キシモトコウスケさん、図解化の快諾ありがとうございます!


幕の内図解が網羅的と言っても「どこを図解するか」という意味では書き手の判断(編集)は入っているわけですから、編集の程度の大小が分れ目という感じでしょうか。

なお、私の読書メモ図解は今回の図解で言う「イチオシ図解」にあたります(というか、幕の内図解は書けません)。

網羅的な幕の内図解としては、きょんさんのサピエンス全史図解(詳細版)が有名でしょう(知る限りでは、本の図解で一番スキの多いnoteです)。


なお、今回は図解という切り口でしたが、この考え方はnoteの書き方にも応用できます。

たとえばイベントレポートなら全体のことをまんべんなく書くのか、それとも思い切って自分の心を揺さぶられた部分を切り取って書くのかなどですね(note酒場のレポートも人により色々な書き方があり面白いです)。


最初に書いた通り優劣ではなくタイプの違いですが(想定する読み手によりどちらがベストかも変わるでしょうし)、自分がどちらが好きかを意識すると、より迷いなく図解を書いたり情報発信ができると思います。

余談ですが、世の本の図解(特に評価されているもの)は幕の内図解タイプが多いように思っていたので、今回の話で少し安心しました



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下書き。テーマと気づきの中心を構図の真ん中に置き、それをはさむ形で幕の内図解とイチオシ図解の視点の違いを広さと色づかいで表現しています。

ちなみに最初は幕の内図解に幕の内弁当、イチオシ図解にケーキのアイコンを付けようと思いましたが、幕の内弁当のアイコンがなかったのと入れたらかえってシンプルさが損なわれると判断し、アイコンはなしにしました。


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関連図解(はてなブログ時代のもの)。イチオシ図解を書くときは「伝えたい相手と自分の『ツボ』が大きくずれていないか」に注意する必要があります。

特に自分が中級者以上の場合、初心者向けのポイントは「学び」から外れてしまう(既に知っているため)ので、「中級者には学びが多いが初心者にはついてこれない記事」になる可能性があります。

何を隠そう、昔NPOの広報時代にこれをやらかしました。みなさんもご注意ください……


私の読書の「イチオシ図解」を見たい方はこちらのマガジンをどうぞ。


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