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【スライドブラッシュアップ26】「第1回新事業創出WG」説明スライド1

「スライド洗練30日間チャレンジ」24日目は、経済産業省の「第1回新事業創出WG」から「1.② 仲介者の役割(「あり方」における仲介者の位置づけ)」のスライドをブラッシュアップしてみました。

このシリーズはあくまでブラッシュアップの題材として国の資料を取り上げており、内容や表現をおとしめる意図はありません。また、資料の内容が古いものもありますので、あくまでブラッシュアップイメージの参考としてご覧ください



元スライド


ブラッシュアップ後


主な修正内容とその意図

今回はメッセージの「業界自主ガイドライン等に基づき一定の品質が確保されたヘルスケアサービスが、仲介者に選択されることにより、利用者(消費者)が安心してサービスを利用できる環境の整備を図っていく。」を軸に、ヘルスケアサービスにおける仲介者の位置づけがわかりやすいようにブラッシュアップしました。

  • 内容の追加・変更

    • 業界団体等を「自主ガイドラインを持つ業界団体等」と「認証制度を持つ業界団体等」へ名前を変更し、自主ガイドラインと認証制度の要素は削除しました

    • 見出しの「仲介者」を「仲介者等」へ変更しました(このグループに「健康経営に取組む企業・保険者」が含まれるため)

実際の制作時は全体の流れや意図などのすり合わせを行った上で内容の追加・変更を決定します

  • レイアウト

    • 「仲介者」のサイズを小さくし、「認証制度を持つ業界団体」と横方向に重ならないようにしました(元スライドでは重なっているため、この両者が関係ありそうに見えてしまう)

    • 見出し部分の点線を削除し、余白でグループ分けを表現しました

    • 注釈をスライド下へ移動し、スペースを確保しました

    • 他の資料と同じく、経済産業省の濃い青をアクセントカラーとして採用し、他の系統の色はなくしました

    • 仲介者等のグループと、その活動を色付けして強調しました

  • 装飾・あしらい、その他

    • 矢印をシンプルなものに統一し、またレイアウトを工夫してナナメの矢印を横方向にしました


今回は内容の変更とレイアウトを中心としたブラッシュアップを行いました。

今回は「業界団体等」の構造がやや複雑なスライドでした。このような場合、要素を入れ子に配置するより、名前に含んでしまった方がわかりやすいこともあります。

また、今回の「仲介者」と「認証制度を持つ業界団体等」のように、関係が薄いものはそれを反映する配置を行うのが重要です。

元スライドではあたかも仲介者から「(認証制度を持つ)業界団体等」にも矢印が伸びていそうな配置ですが、よく見るとこの2つをつなぐ矢印はなく、直接の関係はありません。

「関係あり」も「関係なし」も、配置に反映してわかりやすいスライドを作りましょう。


山田スライド工房では、スライド資料のブラッシュアップサービスを行っています。
「価値ある内容だからこそ、すっきり受け手に届けたい」という方はぜひご相談ください。


スライド洗練30日間チャレンジで投稿したnoteは下のマガジンにまとめています。興味がある方はこちらもぜひご覧ください。


●スライドの出所
第1回新事業創出WG 事務局説明資料


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