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【スライドブラッシュアップ25】「第3回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会」説明スライド2
「スライド洗練30日間チャレンジ」24日目は、経済産業省の「第3回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会」から「アジアにおける人材協力」のスライドをブラッシュアップしてみました。
このシリーズはあくまでブラッシュアップの題材として国の資料を取り上げており、内容や表現をおとしめる意図はありません。また、資料の内容が古いものもありますので、あくまでブラッシュアップイメージの参考としてご覧ください
元スライド
![](https://assets.st-note.com/img/1719197529076-KRZ1PNgkKt.png?width=800)
ブラッシュアップ後
![](https://assets.st-note.com/img/1719221326762-5S9YihiLCM.png?width=800)
主な修正内容とその意図
今回はメッセージの「ポストコロナを見据えたアジアでの経済協力の方向性を示すアジア未来投資イニシアティブを2022年1月に発表し、人材を含む各種協力の方針を表明。」を軸にアジア未来投資イニシアティブの全体像がわかりやすいようにブラッシュアップしました。
内容の追加・変更
「目的」の項目にあった「グローバル人材の育成・登用とアジア人材の惹きつけ」の図解は、内容的に「対象」グループの方がしっくり来たため、そちらへ移動しました
実際の制作時は全体の流れや意図などのすり合わせを行った上で内容の追加・変更を決定します
レイアウト
見出しの縦幅を関係する部分全体をカバーするように広げ、情報のかたまりを見やすくしました
色
他の資料と同じく、経済産業省の濃い青をアクセントカラーとして採用し、他の系統の色はなくしました
今回は全体像をまんべんなく伝えることを優先し、色のメリハリはあまりつけませんでした(ある部分の色を濃くすると、相対的に他の部分の印象が弱まってしまうため)
図(グラフ含む)・イラスト・写真
「グローバル人材の育成・登用とアジア人材の惹きつけ」の図解を、よりわかりやすい形へ書き換えました
アジア高度人材と日本企業のエコシステムの図解に「アジア高度人材」「日本企業」という見出しをつけて情報の重複をなくしました
「アプローチ」のアイコンについては囲みの中に入れました(スペースに余裕があればもう少し大きく扱えたのですが、今回は文字を優先しました)
エコシステムの図解のナナメの矢印については、今回は「それぞれの高度人材がアジア支社・日本国内両方とやり取りする」という意味合いを考慮し矢印を細く・薄いグレーにした上でそのまま使いました
ナナメの矢印は見づらいので原則として使わないほうがいいので変更案を検討したのですが、いずれも意味合いが微妙に変わってしまうため今回は内容優先でそのまま使いました
今回はレイアウトと図を中心としたブラッシュアップを行いました。
今回のような「見出しがどの範囲をカバーしているか」は意外と重要なポイントです。
たとえば元スライドだと大学などのアイコンが一見「対象」の領域に入っているように見えますが、よく読むとこれは「アプローチ」の部分の内容です。
このような要素があると「これはどっちなんだ?」と読み手へのノイズになるため、見出しがカバーする領域については見出しの大きさや他の見出しとの余白(または線)などでわかりやすく区分けする必要があります。
見出しの使い方、ぜひ意識してみてくださいね。
![](https://assets.st-note.com/img/1719221351021-MkL8spbQWx.png?width=800)
山田スライド工房では、スライド資料のブラッシュアップサービスを行っています。
「価値ある内容だからこそ、すっきり受け手に届けたい」という方はぜひご相談ください。
スライド洗練30日間チャレンジで投稿したnoteは下のマガジンにまとめています。興味がある方はこちらもぜひご覧ください。
●スライドの出所
第3回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会
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