【スライドブラッシュアップ18】「経済産業省における 住宅関連施策の動向」説明スライド2
「スライド洗練30日間チャレンジ」17日目は、経済産業省の「経済産業省における 住宅関連施策の動向」から「第1幕(これまでの主戦場):バーチャルデータ」のスライドをブラッシュアップしてみました。
元スライド
ブラッシュアップ後
主な修正内容とその意図
今回はメッセージの「第4次産業革命の第1幕(ネット上のデータ競争)では、プラットフォームを海外に握られ、我が国産業は「小作人化」」を軸にブラッシュアップしました。
内容の追加・変更
元スライドの「ゲーム専用機・スマホ/タブレット」の文言は「消費者がゲームを行う機器」という意味だと判断し、「ゲーム機器」という見出しへ変更しました(特に「スマホ/タブレット」の見出しの付け方がわかりにくいと感じたため)
レイアウト
今回最も変更した部分です
上記の「ゲーム機器」とともに「ゲームコンテンツ」「プラットフォーム」などの言葉も左側に見出しとして抜き出しました
アプリとファミコン等の上端、スマホ・タブレットとファミコン等の下端をそれぞれ合わせることで「プラットフォームがアプリとして分離することで、そこに利益が集中するようになった」という構造の変化を見やすくしました
「従来」と「現在」の境目がわかりにくかったため、余白と点線で明確に二分割し、また三角矢印で時間の流れを強調しました(通常の矢印を他の部分で使っているので、矢印の種類を変えています)
「プラットフォーム」「消費者」などのコンテンツの横幅を揃え、統一感を出しました
要素の形については、従来のゲーム専用機(ファミコン等)やスマホ/タブレットは形のあるものなので四角形に、アプリは基本的には無形なので対比として角の丸い四角形にしました
色
他の資料と同じく、経済産業省の濃い青をアクセントカラーとして採用し、他の系統の色はなくしました
業界の収益構造の変化がポイントなので、アクセントカラーは収益がある部分に使用しました
今回は、レイアウトと色を中心としたブラッシュアップを行いました。
今回は「プラットフォームの変化によりゲーム業界の収益構造が変化し、ゲームコンテンツ提供者が小作人化した」という変化がポイントでした。
このような「変化」を扱う場合は、変化した部分を強調するのはもちろんですが、「変化しない部分」の表現を揃えることで変化した部分をより際立たせることができます。
たとえば今回なら、ファミコン等のゲーム専用機の上端をアプリと、下端をスマホ/タブレットとそれぞれ合わせ、また「従来」と「現在」をレイアウトと線で明確に区別することで「現在はアプリ部分が分離している(そしてそこに利益が集中している)」ということをよりわかりやすくしました。
「変える」だけでなく「変えない(同じにする)」も使いこなせるとよりわかりやすいスライドにできるので、ぜひ意識してみてくださいね。
山田スライド工房では、スライド資料のブラッシュアップサービスを行っています。
「価値ある内容だからこそ、すっきり受け手に届けたい」という方はぜひご相談ください。
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●スライドの出所
経済産業省における 住宅関連施策の動向
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