見出し画像

新涼の京都観光記「京阪枚方市駅と夜明け前」


暗いホームで待つ
各駅停車


朝五時前に起床。バスに飛び乗り向かった先は…


京阪電車枚方市駅。

そういえばタイル張りっておけいはん特有なんですかね。レンガ造りとは違った味わいがあります。


ガラガラかと思いきやこの時間でも多くの人。さすが枚方市駅です。


意外とネットに載っていない運賃表。交通系ICカードの普及により見る機会が抜群に減りました。私は運賃表眺めるの結構好きです。

やっぱり気になるのは450円区間。三条駅までは370円なのに神宮丸太町駅まで行くとグッと80円増えちゃいます。中之島方面も同じです。昔は地下鉄費用を回収するための値上げだと思っていました。もしかしたら延伸需要を見越してのことなのかもしれませんね。

出町柳駅は叡山電車乗り換えによる比叡山観光の需要があります。中之島駅は現在終点となっていますが、"大阪関西万博"夢洲会場の延伸計画が前進中です。


現在中之島線の需要はほとんどありませんが、延伸で神戸方面へのアクセスが便利になれば多少高い運賃でも乗る人が増えるでしょう。だからあえて高い運賃設定にしているのかもしれませんね。

好きなことになるとつい長話をしてしまいます。ごめんなさい。


この時間帯は当然普通列車しか走っていません。静かにゆったり座れるのがメリットですがもちろんデメリットは存在します。乗車時間です。

特急だと枚方市駅から三条駅まで30分ですが普通列車はなんと45分。新幹線の新大阪駅~名古屋駅間の所要時間とほぼ同じです。


階段を上がると車椅子乗降機が新しく設置されていました。

『エレベーターがずっと満員で車椅子利用者が長時間乗れなかった』というニュースが先日ネットで大きな話題となっていました。人はいつまでも健康でいられるとは限りません。若い人だって事故や病で車椅子に乗ることもあるでしょう。

乗客が年々減少している中でのバリアフリー新設。鉄道会社は大変だと思いますがこのような取り組みはやはり嬉しいです。


ホームの様子はこんな感じ。

空はまだ暗くいつもなら学生の声で騒がしいホームですが、この時は静寂が支配していました。伏見稲荷大社へお詣りした六月下旬。東の空に太陽が昇り街が橙色に染まっていたのを思い出しました。もう秋なんですね。


出町柳駅行き電車がやってきました。


車内はこんな感じです。硬いロングシート。シンプルなデザイン。近いうちに新車両に置き換えられることになるのでしょうね。ノスタルジックに浸りながら列車は京都方面へと走り出しました。

今回はここまでです。ご精読ありがとうございました。



【告知】

便利な目次や会員限定アーカイブマガジン、あとがきが閲覧できるプラスαのサブスクサービスです。ワンランク上のゴールドメンバーだと会員専用掲示板を利用することができて、ご希望があれば行ってほしい場所や話してほしいトークテーマ、広告欄に会員様のnoteを宣伝することも可能です。

皆様のご加入をお待ちしております。



あとがき


ここから先は

68字 / 1画像

メンバーシップでは"プラスα"のサービスをご提供します。 「プレミアムメンバー」 ▷便利な目次を…

プレミアムメンバー

¥500 / 月
初月無料

ゴールドメンバー

¥1,000 / 月

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?