見出し画像

京都観光『”1日乗車券”の裏技』

“京都市バス1日券”が来年3月末で廃止

観光客による混雑緩和のため、京都市は『バス1日乗車券』を今年9月末販売停止、来年3月末に利用廃止する方針を決めたそうです。

京都市のバスをめぐっては多くの観光客が利用して混雑し、市民から改善を求める声が上がっていました。



廃止後も1日乗車券が使えるウラワザ①

混雑を嫌う京都市民に恨まれるかもしれませんが、実は廃止後も1日乗車券が京都市内で使える裏技があるんです。

1つ目は『地下鉄・バス1日券』

1枚1100円ですが、地下鉄とバスの両方を自由に乗ることができます。地下鉄利用を促す目的がありこちらは継続されるそうです。



理屈はわかりますけれども『京都市バス1日乗車券廃止』による市営地下鉄利用促進効果ってどんなもんなんでしょうか。

バスの混雑緩和には繋がらないと思いますよ。だってそうじゃないですか。

「1日乗車券買わなくていいか、元取れなさそうだし。」

変わらず便利なバス利用をする旅行者がほとんどでしょう。そもそも京都市営地下鉄って魅力皆無なんですよね。旅行系YouTuberのほとんどがスルーしてます。

京都なのに景色が楽しめないという理由で。

鹿児島市電が黒字化したように京都も路面電車全面復活でいいと思うんですがどうでしょう。なんにせよ何らかの大幅な規制を施さない限り、京都市バス混雑問題は解決しないです。

《筆者の自説》



廃止後も1日乗車券が使えるウラワザ②

2つ目は、『京阪バスIC1dayチケット』です。

ICOCAやPiTaPaがあれば650円で購入することができます。京阪バス「大阪・京都・滋賀エリア」が一日乗降自由になります。



もちろんデメリットはあります。

京都市内中心部ルートがかなり限定的です。京都比叡山線など対象外ルートがいくつかあります。Suicaや他エリアの交通系ICカードは利用できません。

つまり初心者向けではないということです。玄人向けの1日乗車券となっています。



一方、京阪沿線住民にとってはかなり大きなメリットになります。なぜならご自宅から駅までの京阪バス運賃も「1dayチケット」に含まれるからです。

650円ということは、230円×3回で簡単に元が取れるということです。



京阪七条京都ステーションループ

意外と知られていないのがこちら。

京阪本線を利用して京都駅へ向かう人は『丹波橋駅』で近鉄線に乗り換えるか、『東福寺駅』でJR線に乗り換えるのが常識です。



しかし京都七条ステーションループは『京阪バスIC1dayチケット』適用内ですので一番お安く京都駅へ向かう事が出来ます。

『1dayチケット』を利用しない方も、京阪電車七条駅改札内割引券発券機、関西ツーリストインフォメーションセンター(KTIC京都)、該当するホテルで割引券をもらうことで、110円で乗車することが出来ます。



詳しくは、公式サイトにてご参照ください。⇒ステーションループバス|臨時列車・オリジナルグッズ|京阪電気鉄道株式会社 (keihan.co.jp)



京都比叡平線と直Q京都号は対象外

対象外路線はいくつかありますが、上の2つのルートは使えないことだけ覚えておけばなんとかなります。



さいごに

いかがでしたでしょうか。

Suicaを持つ関東圏の人がもう一つ交通系ICカードを持つことに抵抗はあると思います。



「地下鉄・バス1日券」は継続とのことなので、うまく地下鉄を利用すれば効率よく京都を回ることができます。

この記事が京都観光の参考になれば幸いです。



追記

#旅の準備 応募作品で「週間一位」を獲得しました。ありがとうございます。嬉しいです。

2023.05.23


この記事が参加している募集

#旅の準備

6,236件

いつもありがとうございます。いただいたサポートは活動費に使わせていただきます。