京都観光『”1日乗車券”の裏技』
“京都市バス1日券”が来年3月末で廃止
観光客による混雑緩和のため、京都市は『バス1日乗車券』を今年9月末販売停止、来年3月末に利用廃止する方針を決めたそうです。
京都市のバスをめぐっては多くの観光客が利用して混雑し、市民から改善を求める声が上がっていました。
廃止後も1日乗車券が使えるウラワザ①
混雑を嫌う京都市民に恨まれるかもしれませんが、実は廃止後も1日乗車券が京都市内で使える裏技があるんです。
1つ目は『地下鉄・バス1日券』。
1枚1100円ですが、地下鉄とバスの両方を自由に乗ることができます。地下鉄利用を促す目的がありこちらは継続されるそうです。
廃止後も1日乗車券が使えるウラワザ②
2つ目は、『京阪バスIC1dayチケット』です。
ICOCAやPiTaPaがあれば650円で購入することができます。京阪バス「大阪・京都・滋賀エリア」が一日乗降自由になります。
もちろんデメリットはあります。
京都市内中心部ルートがかなり限定的です。京都比叡山線など対象外ルートがいくつかあります。Suicaや他エリアの交通系ICカードは利用できません。
つまり初心者向けではないということです。玄人向けの1日乗車券となっています。
一方、京阪沿線住民にとってはかなり大きなメリットになります。なぜならご自宅から駅までの京阪バス運賃も「1dayチケット」に含まれるからです。
650円ということは、230円×3回で簡単に元が取れるということです。
京阪七条京都ステーションループ
意外と知られていないのがこちら。
京阪本線を利用して京都駅へ向かう人は『丹波橋駅』で近鉄線に乗り換えるか、『東福寺駅』でJR線に乗り換えるのが常識です。
しかし京都七条ステーションループは『京阪バスIC1dayチケット』適用内ですので一番お安く京都駅へ向かう事が出来ます。
『1dayチケット』を利用しない方も、京阪電車七条駅改札内割引券発券機、関西ツーリストインフォメーションセンター(KTIC京都)、該当するホテルで割引券をもらうことで、110円で乗車することが出来ます。
京都比叡平線と直Q京都号は対象外
対象外路線はいくつかありますが、上の2つのルートは使えないことだけ覚えておけばなんとかなります。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
Suicaを持つ関東圏の人がもう一つ交通系ICカードを持つことに抵抗はあると思います。
「地下鉄・バス1日券」は継続とのことなので、うまく地下鉄を利用すれば効率よく京都を回ることができます。
この記事が京都観光の参考になれば幸いです。
追記
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