変性してしまう卵子

世間では4連休。

私はそのうち3日出勤。

他の日に連休作ってもらえそうなものだが、なぜかスタッフの中で私だけ連休作ってもらえてない…

シフトによる暴力だ!!

すみません。愚痴ってしまいました笑

さて、今回は変性してしまう卵子について。

顕微授精をして、変性をしてしまうというのはどういったことなのか。

顕微授精は精子を針でピックアップして、針を卵子に刺して精子を注入するわけですが、その時にすぐ穴が開いてしまうほど膜が弱い卵子が変性してしまいます。

個人差はあるものの、やはり年齢の高い方はその傾向にあります。

我々スタッフも、針を卵子に刺すときは一番気を使って、ゆっくり刺したりしますが、それでも弱い卵子はあります。

どんな刺激方法でも弱い方もいらっしゃいますし、刺激方法や、顕微授精の方法を変えたりすることで変性を防げる人もいて、スタッフの頭を悩ませます。

顕微授精したものがほとんど変性してしまった方には本当に申し訳ないとは思います。

何かこれが正解だって言える解決策があればいいのですが、この世界ではクリニックの数だけ正解があるようなもの…

学会とかで色々情報交換はしているものの、生殖医療って難しいものですね…

本日も読んでいただきありがとうございます。

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