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なかなか来ないウェアラブルブーム。スマートコンタクトレンズはブレイクスルーになるのか?


 コロナ禍と自粛の話ばかりだと気が滅入るので、たまには近未来に目を向けた話題を取り上げましょう。今は、スマートフォンがコミュニケーションやコンテンツのやりとりのメインのプラットフォームになりました。グローバル市場も近くなっています。「スマホの次のプラットフォームは何?」という話題は近年続いていますが、目先の解は「スマートスピーカー」になっていますが、以前から本命と目されたのは「ウェアラブル・デバイス」でした。google glassなどのメガネ型、Apple watchなどの腕時計型などがあります。自動的に動画が消えるという斬新な発想で一斉を風靡したSNSを出したSnapchatが、メガネ型ウエアラブルデバイス「Spectacles」が出た時には、興奮しましたが、広まったという話は残念ながら聞きません。

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鈴木貴歩さんからアメリカ土産でいただきました。多謝。眼鏡のフレームにあるボタンを押すと写真が撮れてワンタッチでSNS投稿できます。

 一方でヒトの身体の機械がグラデーションで繋がるという発想は少しずつ浸透しているように感じます。 最近、Netflixで「攻殻機動隊」の新作を観ているのですが、義体という言葉が当たり前に使われていますし、「身体拡張」をテクノロジーで行うという感覚がユーザーにも概念としては当たり前になっている気がします。
 僕が好きなムーブメントの一つに「超人スポーツ」がありますが、そこでは、テクノロジーを活用して、ヒトの機能を拡張して競い合うスポーツが数多く考案され、実施されています。パラリンピックとは違うベクトルの発想で、近未来の到来を感じます。


 ウェアラブルデバイスは、AR(拡張現実)との相性が良いプロダクトです。ARもなかなか広がりませんでしたが、Pokemon Goの流行で、誰もがARの世界観を理解できるようになりました。現実社会とデジタルコンテンツや位置情報に基づく情報を重ね合わせることの楽しさと便利さが実現させたゲームです。
 そんな風に感覚的には広がりながらも、具体的なプロダクトしては決め手に欠ける印象のウエラブルデバイスですが、コンタクトレンズというのは、面白いと思いました。身体に密着させて利便性を高めている器械としては、眼鏡と腕時計が一般的でウエアラブルデバイスの二大方向性となってきましたが、コンタクトレンズも多くの人に抵抗なく受け入れられているデバイスです。視力の向上だけでなく、スマートコンタクトレンズを通して見れば、様々な情報が入手できるようになると便利ですよね?名刺情報が見えれば、パーティで挨拶されて、誰だか思い出せずに困ることはなくります。街で空席のあるレストランも教えてもらえるし、google mapで移動情報も簡単にわかります。スマホで便利になっている機能が全て、自分の視覚に直接取り込めるのは、すごいですね。

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 ソーシャルディスタンスを保つように設定したり、コロナウィルスの抗体があるからハグデキる人も判別できるようになります。と最後はコロナの話になってしまいましたがwww、とても刺激を得るニュースでした。


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