EPIC GAMESのBandcamp買収が示唆するWEB3時代とエンタメの形〜総クリエイター時代の訪れ
久々に驚かされたニュースでした。フォートナイトなどを擁する世界一のゲーム会社による買収です。Bandcampは、インディペンデントなアーティストに、主にはマネタイズ関連の必要な機能を提供するアメリカの会社で、この分野では老舗です。
一見、不釣り合いな組み合わせですが、以下のコメントでロジックは通っているなと思いました。
また、C-net Japanにはこんな記述もありました。
バズワード化しているメタバースですが、音楽ということで言うと、ユーザー体験がどうなるかが一番大切です。トラヴィス・スコットのフォートナイト内でのバーチャルコンサートで成功事例を持っているだけに、ユーザー体験設計の精度にも期待が持てますね。
メタバースにおける、音楽体験のイノベーションという分野で、いきなり真打ち登場なのかもしれません。Bandcampは広くDIYのアーティストへのリーチを抱えていますので、一部の著名アーティストだけではなく、アーティスト主導で一般化させていくという流れにも期待感持てますね。
デジタルテクノロジーが、職人的にスキルアップをしなくても様座な表現を可能にしています。楽器の練習を何年もしないとできないことが、DAWソフト上にオーディオデータで貼ればできるようになったのが象徴的です。絵を描く、動画を編集するすべての領域で同様のことが起きていて、ざっくりいうと、センスとタイミングがクリエイターにとっての重要なポイントになっています。
そんなクリエイター77億人時代に、メタバースの世界が訪れるわけです。n次創作が拡散の肝になるでしょうし、コミュニケーションとクリエイションが融合していくことになるのは必然です。そこで何が起きるのか、どんな作品が生まれてくるのか、僕にもまだ想像できていませんが、かならず訪れることだけは確信しています。
EPIC GAMESのbandcamp買収に驚きながら、改めて近未来の表現について考える機会となりました。そして、未来を切り拓くのはスタートアップ経営者の迅速かつビジョナリーな決断だなと、これも改めて思います。日本からもそういう起業家をどんどん出していきたいです!
モチベーションあがります(^_-)