音楽で稼ぐ!〜DTM知識ゼロからプロ作曲家になる方法を山口ゼミ卒の現役作曲家が赤裸々に語っている動画公開しました!レコ大2021受賞者も登場!
プロ作曲家育成を掲げて「山口ゼミ」というセミナーを始めて、もう9年になります。500名以上受講してくれたプログラムです。「プロの作曲家」の定義は難しい時代になっていますが、僕はざっくりとアーティストへの楽曲提供作品が定期的にあることという風に捉えています。複業、兼業で職業作曲家をやることも可能な時代になっていますし、自分の音楽活動との両立も可能です。
いずれにしても、スキルアップは必要で、そのために、目標を明確に絞って、それを達成していくという方法は有効です。実は僕は、何百曲ものデモを集めるコンペというやり方に違和感があったのですが、キャリアのない作曲家がチャンスを掴むための方法としてポジティブに捉えるようになりました。
山口ゼミは3ヶ月弱の講座です。そこでプロの作曲家になるという意味や、コンペの成り立ちを理解した上で、本当にやりたいと思ったら、上級コースに山口ゼミextendedという6ヶ月のコースがあります。卒業生でプロレベルをクリアしたと認められると参加できる「Co-Writing Farm」はOBOG会的なコミュニティであると同時に、作曲家エージェント機能ももっています。入会に達せなかった卒業生には定期的に入会試験のチャンスが会ったり、洗練されたプログラムになっています。正直、びっくりするような大きな成果が上がっています。年末には、メンバーたちの作品、Da-iCE 「CITRUS」がレコード大賞2022最優秀賞を受賞するという嬉しいニュースも有りました。
改めて感じたのは、コーライティングのパワーと作曲家コミュニティの重要性です。
コーライティングは効率よくクオリティの高い作品の創作法であると同時に、一人だけの活動に比べて、圧倒的に早くクリエターとした成長できるというメリットもあるのですね。
CITRUSは、トップライナー兼シンガーのKAZが、トラックメイカー中山翔吾と二人で創った作品ですが、23期生中山翔吾にとっては初採用でした。プロ作家デビュー作が、レコ大受賞って前代未聞です。編曲についても、経験の無い中山を売れっ子になり始めているTomoLow(11期生)が共同で行う形でサポートしています。作曲家達が対等な関係でオープンイノベーション的に情報共有しているコミュニティCo-Writing Farmの面目躍如と思いました。
既存の作家事務所は、所属作家同志もライバル意識が勝って、お互いのデモを聴かせるのを嫌がるケースが多いそうです。もったいないことです。このコミュニティの感覚は、経験したことがない人にはわかりにくいので、是非、こちらの動画を観てみてください。先日行ったオンラインセミナーのZOOM動画です。
安室奈美恵のワンピース主題歌『Hope』を経て、プロデューサーを目指して、SDRの社員A&R兼契約作曲家になった一期生の安楽と、この動画の後にレコ大作家となったKAZと、まさにDTM知識0の状態で山口ゼミを受講し、採用を何曲か得て、現在は山口ゼミのチューターをやってくれている室屋優美の3人が包み隠さず経験談を話しています。僕の態度が偉そうに見えてもご容赦下さいwww
2021年末に13年間務めた某一部上場企業を退社し、音楽一本にキャリアを絞った永野小織(9期生 /ClariS「このiは虚数」,=LOVE「ズルいよ ズルいね」他)がFBに上げた写真が、清々しさ満開でいい感じだったので借用しました。真ん中の山口伊藤の楽しそうな笑顔は2年ぶりの山口ゼミ望年会での1シーンです。楽しいコミュニティの雰囲気の一端が伝わるでのはないでしょうか?
パラレルキャリアが提唱されるようになっています。「複業」の時代のライフワークに作曲家は有力な選択肢です。こちらの動画では、前述の永野と長沢知亜紀が「複業作曲家の可能性」について、わかりやすく話しています。
ということで、山口ゼミ冬期生は、1/6申込締切です。作曲を仕事として取り組むことに興味のある人はご検討ください。
Co-Writing Farmが世に出した作品は、Spotifyプレイリストにまとめています
モチベーションあがります(^_-)