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集中力を高める方法3選 〜脳を正しく理解する

どうもこんばんは!今日は肩の筋トレをしていたyamabikoです。今回は、「集中力を高める方法」について3つピックアップして話していこうと思います。


流れ

1 とりあえず始めてみる
2 キリが悪いところで止める
3 脳内物質セロトニンを味方につける
4 まとめ


とりあえず始めてみる

皆さんは、「作業興奮」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?作業興奮とは、作業を始めることで脳が刺激を受けて活動モードになり、集中力を発揮できるという脳の仕組みのことです。結論としては、この作業興奮と言うのがあるので、とりあえず始めて見るのが効果的と言うことです。
脳には恒常性「ホメオスタシス」と言うものがあり、ホメオスタシスと言うのは変化を嫌い、安定を求める機能のことです。ではなぜそれがあるのかと言うと、脳のエネルギーを節約するためです。脳はエネルギーを使うのが嫌なので、基本的にサボりたがりでなるべく楽をしようとする性質があります。簡単に言えば、始める前は脳のエネルギーを必要とするのでだるくで嫌なのですが、一度始めると恒常性ホメオスタシスが働いて、簡単に作業が捗る。と言うことです。

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キリが悪いところで止める

作業をやめて休憩に入る時は、その作業のキリが悪いところでやめておくべきです。なぜなら、あえてキリが悪いところでやめておくことで、作業に戻ってきやすくなるからです。これは先程紹介した恒常性「ホメオスタシス」とも関係していて、キリが悪いところで止めることにより、休憩後にすぐ作業を開始しようとします。こうすると、先ほど話した通り一度していることなのでエネルギーを使わずに済み、やり始めるハードルが低くなります。このような性質を、専門的な言葉で「ツァイガルニク効果」と言います。
ツァイガルニク効果の主なメリットは、・スムーズに作業を再開できる・作業から離れている間にも脳は作業についての情報を整理してくれる の2つです。
キリの悪いところで止めると、休憩中も脳は未完了のタスクについて考えてくれています。ですので、作業に戻った時には休憩前までは出なかった新しいアイデアを思いついたり、過不足に気づけたりして生産性が上がります。
いいことばかりあるツァイガルニク効果ですが、実は悪いところもあります。それは、まだ終わっていないことについてずっと考えてしまうと言うことです。「さっきメリットとして紹介したじゃん!」と思う方もいると思いますが、集中したい作業にだけ頭が働くのではなく、あまり集中しなくて良い作業にまでエネルギーを浪費してしまうと言うことです。ですので、あえてキリの悪いところで止めるのは、1つか2つくらいにしましょう。
「1つか2つと言われてもたくさんあり過ぎてできない!」と言う方は、やるべきことは紙に書き出して見るのがオススメです。やるべきことをいつ終わらせるのかをしっかりと決めることで、脳はそのタスクから開放されると言うことがわかっています。

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脳内物質セロトニンを味方につける

集中力に深く関わっている脳内物質のセロトニンという神経伝達物質があります。セロトニンと言うのは、人に幸福感や安心感を感じさせたり、頭をスッキリさせて気分を明るくさせる効果もあります。
セロトニンを分泌させる方法は主に3つあり、1つ目は運動をすることです。運動といっても、散歩や階段の登り下りのような軽い運動でOKで、運動はリズミカルなものが特に良いです。
2つ目は咀嚼をすることです。咀嚼はガムでも全然OKです。
3つ目は日光を浴びることです。日光を浴びるのはなるべく起きてから1時間以内が好ましく、なぜなら一番朝方にセロトニンが分泌されやすいと言う単純な理由です。
この3つのことをあわせて、起きてリズミカルな運動をし、その後よく噛んで食事をすると言うモーニングルーティンがオススメです。
このようなことを休憩時間に取り入れれば、効率的に脳の集中力を回復できます。

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まとめ

とりあえず始めてみる→作業興奮・恒常性「ホメオスタシス」が大きく関わっている。

キリが悪いところで止める→ツァイガルニク効果があるため。

脳内物質セロトニンを味方につける→セロトニンは集中力などを向上させるため。


今日は「集中力」フォーカスして話してみました。ちなみに、集中力を上げる食べ物については前に話しているので、ぜひ知りたい方はこちらをクリックして見てみてください。
集中力や体調は前に話したように朝が一番大切なので、まずは自分のモーニングルーティン「リズミカルな運動など」を小規模でも作ってみて、効果を実感してみてください。以上です。

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