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10/28-30 アリーナオープン(WOE)シールド・ドラフト 振り返り


はじめに

こんにちは!
いつもポジティブ、山辺カフカです!

先日、エルドレインの森(WOE)のリミテッド・フォーマットで開催されたアリーナオープンに参加してきました!

最初に言っておきますが、今回はマネーフィニッシュした訳でもなく記事を書いております。
初めてアリーナオープンで入賞したイニストラード:真紅の契り(VOW)以降、兄弟戦争(BRO)を除き各環境でインマネ or 予選ウィークエンドDay1通過はできていたので、まだ達成できていないWOE環境でのラストチャンスと思い参加しました。
結果は、Day2の第一ドラフトは3-1で通過できたものの、第二ドラフトは0-1で敗退し、マネーフィニッシュは逃してしまいました。

ここではその記録と、この結果に至ってしまった理由の考察をしたいと思います。

7月末で配信引退した筆者にとって、新しいスタイルでのMTGAとの付き合い方を探る試金石となっていたWOE環境ですが、ほろ苦いスタートを切った形です。
正直好みの環境であったため、(いつもポジティブと言っておきながら)そこそこショックではあります。
ただ、明らかな反省点も多くあったため、自戒の念も込めてこの記事を執筆しております。

今回は配信はしていないものの、アーカイブは録画してYouTube配信に上げております。
記事内にリンクを貼り付けておりますので、よろしければこちらもご視聴ください!
(チャンネル登録・高評価お願いします!)


10/28 Day1 シールド(BO1)

Day1のフォーマットであるシールドは(いつも言っていますが)筆者は比較的苦手としており、前回のアリーナオープン(9月WOE)でもお布施をしたくらいには苦手意識があります。
ですが、今回はプールにも恵まれたこともあり、一発7-1で無傷通過しました。

以下、17landsデータと併せて簡単に解説します。
YouTubeのアーカイブ動画も以下参照ください。


BO1: WRu 7-1

プールは以下の通り。

この環境のシールドはジャンドカラーのミッドレンジがTier1であり、それに相性が良い緑青系の多色コントロールが対抗馬として少し下に位置する、という認識です。
しかしながら、今回のプールは緑のカードが最も少なく、セオリー通り組むのは難しい印象でした。

幸い、《忠義の徳目》《王国焦がしのヘルカイト》という2大ボムには恵まれており、いずれも赤系アグロデッキでもポテンシャルを如何なく発揮できる性能でしたので、BO1ということもあり赤白系のアグロで組み上げることに。

アグロで組み上げるに当たって重要となるのが2マナ域の能動的なプレイの枚数なのですが、このプールは赤白のみでは少々不足している印象。
タフネス1対策の的になるためあまり好みではないものの、《案山子の導き手》を1枚刺して誤魔化すことに。

また、ボムではないものの除去枠として入る《ヒルダの冬の王冠》との相性の良さを勝って、青白マルチの《麻痺海溝のシャレー》をタッチ
出さえすれば単体でも仕事は十分あり、案山子の採用理由も少しだけ増える。

《コイン弾き》《レッドキャップの盗賊》《王国焦がしのヘルカイト》《案山子の導き手》と4枚の青マナ源があることを確認し、島0でOKと判断。(最悪《魔女の印》で捨てる)

《侵入者の放逐》は一見相性の悪いデッキのように見えますが、仮想敵である緑系ミッドレンジのファッティに対する単体除去としても使える汎用性を買って採用。

出来上がったデッキがこちら。

チーム細アグロ

結果的に、このプランがある程度機能したお陰もあり、良い結果でDay1を終えることができました。
勝因はほとんど引かなかった《忠義の徳目》ではなく、何度も引き寄せた《王国焦がしのヘルカイト》なのですが、比較的冷静にプレイできており微妙な場面でのリーサル逃しがなかったのも、このアグロデッキで勝ち切れた理由でしょうか。


10/29 Day2 第1ドラフト(BO3)

前日はすんなり通過したものの、10/29の日中は重要イベントがあり疲労困憊で迎えたDay2。
直前に部屋の一部が停電してしまい、インターネットが繋がらないというトラブルにも見舞われ…
結果として緊急で構築したポータブルWi-Fi+ノートPCという新環境で臨むことに。

こちらもアーカイブを残しておりますのでよろしければご視聴ください。


ピック・構築

以下、17landsのログデータです。
ピック譜をピック理由と併せてつらつらと書いていきます。

1-1: 《人狐のボディーガード》《ストームケルドの先兵》《双頭の狩人》《塔の点火》でいきなりかなり悩む。

・《人狐のボディーガード》:カードパワーは高いが、白ダブシンのため白をメインに据える勇気が必要。Day2ということもあり弱カラーの白が空く読みで突き進むのもアリだが、同じ考えで白が卓内混んだ時は目も当てられない。

・《ストームケルドの先兵》:《がぶりんご飴》でやられないファッティとして、緑系ミッドレンジでは《小村の大食い》と並ぶ重要な役割。ただ6マナということで個人的には大食いより若干評価を落とし気味。残りの緑である《凶暴な人狐》が5番目以降の強さのため、下家と色が被りにくくはあるか。

・《双頭の狩人》:雑に強い出来事クリーチャー。《塔の点火》と同じパックに出たため、赤が下家と被ったらキツめ。

・《塔の点火》:雑に強い除去。《双頭の狩人》と同じく被ったら悲しい。

白に飛び込む勇気は出せず、緑主張が吉と考えて《ストームケルドの先兵》に決める。

1-2: レア抜け。パック内で一番強いカードである、《お菓子を狩る者》は1-1と方向性も合っておりピック。
1-3: レア・アンコ抜け。赤黒でしか輝かない《ねじれた下水魔女》は評価しておらず、《エッジウォールの群れ》に。
1-4: 出来事面だけでも嵌れば強い《無感情の売剣》をピック。
1-5: いきなり売剣と相性の良い《エリエットの誘う林檎》が流れてきたためピック。とはいえ《がめつい巨人》とは悩んだ。
1-6: 強いミシュランである《眠らずの露営》が流れてきたためピック。白タッチを見据えられるため嬉しい。
1-7: 《巨怪な怒り》が流れてきたためピック。赤系アグロが空いているサインであり、少し前のめりにする必要はあるがチャンスと捉える。
1-8: 《魔女の印》と悩みつつ、肉である《トロッコの向こう見ず》をピック。
1-9: 順当に青白の弱いカードが回ってくるが、ギリギリプレイアブルな《愉快な吟遊詩人》が一周したため赤はやれそうと判断。
1-10: 特筆すべき点なし。
1-11,12: アグロ向きではないが2マナというだけで嬉しい《串焼き投げ》が2枚連続で流れる。BO3だしサイド要員としても貴重。
1-13: 《剛力化》一周なら緑に入れるか?と思いながらピック。
1-14: 特筆すべき点なし。

2-1: 《小村の大食い》と《歪んだ忠義》で悩む。

《小村の大食い》:アグロより少し長いレンジでも戦うための赤緑のキーパーツ。1-1からの方向性を否定しない。
《歪んだ忠義》:軽量アグロにするかパクリファイスにがっつり向かうか。後者はサクリ側が何も流れて来ないと悲惨。

BO3で軽量アグロで勝ち切れるイメージが沸かず、《小村の大食い》をピック。

2-2: 《勇敢な追跡者、ルビー》と《双頭の巨人》で悩むが、2マナ域を埋めながらブン周りの一翼も担うルビーに。ここで赤緑メインにほぼ確定。
2-3: 2枚目の《エッジウォールの群れ》も欲しいが、打点の高い2マナ域が欲しいため《大餐会の客人》に。ちょっと怪しかったか。
2-4: 大食いとのプチコンボ兼多色サポートの《僻境からの帰還》に。
2-5: 白が安いのは分かっていたが、強い除去の《王女、空を飛ぶ》が流れる。白タッチも見据えてピック。
2-6: 《不気ミント》を取ってしまったが、普通に《跳び上がる奇襲》で良かった。
2-7: 取るものが少ないが、赤緑の先攻アグロプランに合う《獣の血筋》に。
2-8: 《襲クリーム》が少々やすい。《お菓子を狩る者》で黒タッチは見えていたため、こちらをピック。
2-9: 一周した《魔女の印》をありがたく頂く。
2-10: 《僻境との対峙》がなぜか一周したためこちらもありがたく頂く。タッチが一気にしやすくなる。
2-11~14: 特筆すべき点なし。青が安い。

3-1: レアの《有角の湖鯨》は青メインならめちゃくちゃ強いが、2枚目の《お菓子を狩る者》を差し置いてタッチするほどではなく後者をピック。
3-2: 《ガラクの蜂起》一周しないかな~と思いつつ《レッドキャップの盗賊》に。
3-3: 青が強いがグルールカラーは寂しめ。2枚目の《僻境からの帰還》。
3-4: ここで《孵化計画》が流れる。色目を出さなければ《コイン弾き》を優先すべきだが、出してしまいました。。
3-5: 《串焼き投げ》はもう要らないため《赤歯の系図学者》に。
3-6: 《楽園の拡散》が流れる!ルビーと同様にブン周りのキーパーツであり即ピック。
3-7: 取るものがなくサイド用の《密告》。
3-8: 《フェアリーの夢泥棒》が安いがタッチする価値はなく、《孵化計画》を見据えて《ローアンの陰惨な調査》に。
3-9~11: 特筆すべき点なし。
3-12: サイド用の《蜘蛛の食事》は嬉しい。
3-13: 《雷落としの幕開け》一周でちょっと笑う。一応ピック。
3-14: 特筆すべき点なし

グルールの良いレア来なかったし流れも微妙だったなあ…と思いながら構築。
で、出来上がったメインデッキがこちら。

レア無し頭グルール

以下、各対戦の簡単な記録です。


① vs RG 〇〇

1G目、後手スタート。
1T目《楽園の拡散》→2T目《僻境からの帰還》のブン周りに成功。
3T目に《お菓子を狩るもの》着地でブンしても良かったが、除去ハンドの可能性は高く《愉快な吟遊詩人》からプレイ。
英雄付きの1/1に《魔女跡追いの激情》を打たせたところで勝利を確信し、そのままfinish。

2G目。赤系アグロであれば相性は悪くなさそうだが、後手なのでブン要素の《獣の血筋》を抜いてアンプレ代表の《空獣の追跡者》をスタッツ採用。
お相手2T目《ネズミ捕りの見習い》素キャストするも、こちらの《串焼き投げ》が刺さる。
それでもパンチしてくるため、バットリを吐かせるべく強気ブロック。《跳び上がる奇襲》を吐き出させ、後続の展開は無し。
お相手氏、またも除去ハンドのようで、こちらの《レッドキャップの盗賊》《襲クリーム》をともに《荒ぶる炎の稲妻》《魔女跡追いの激情》で処理するも、後続展開はできない状況。
こちらが後続を展開し続け攻守逆転、最後は《堅いクッキー》2連打でヒヤッとするも、《エリエットの誘う林檎》がぶっ刺さり、クッキー失うorリーサルの取引きを要求しGG!

クッキー大事にするよね~


② vs WR ××

1G目、後手スタート。
今回も1T目《楽園の拡散》スタートできる理想的初手だが、お相手は2T目に《忠義の徳目》を出来事でキャスト…
(クリーチャーいないのにインスタント反応あったのでもしやと思ってはいましたが…)
《お菓子を狩るもの》の出来事を構えずに《大餐会の客人》を優先した結果、王族を付けて3/3警戒になった騎士が止まらず。。。
その後は客人とお菓子を狩る者を両方《取り籠め》され、何もできずにGG。

2G目、弱い《獣の血筋》を抜いて徳目対策に《蜘蛛の食事》をイン。
肉は弱いが色の揃った初手で泣く泣くキープ。
《襲クリーム》は《魔女跡追いの激情》で綺麗に落とされてしまい、《僻境との対峙》で出した3/3土地クリーチャーでなんとか戦線を作る。
その後、お互い殴り合いのレース展開になったところで、筆者痛恨のリーサル逃しをやらかす…
その場ではすぐ気付かなかったものの、消化不良の判断のまま先兵に《取り籠め》されてGG。下手くそですね~

インスタントない読みなら勝ってたよ~!
(土地についているのはひねくれ者)


③ vs BG ✕〇〇

嫌な流れを断ち切れないまま3マッチ目へ。

1G目、またしても後手スタート。
3色見えており2T目ルビーから入れる理想的な初手のためキープ。
そこから引き込んだ《僻境からの帰還》経由で4T目《小村の大食い》着地という定番強ムーブを炸裂。
しかし、大食いを《針刃の暗殺者》で除去されたところから盤面優位が一転、お相手の《ガラクの蜂起》が機能し始めてしまう。
一度はライフ4まで詰めたものの、《豆の木のワーム》《小村の大食い》がアドを稼ぎながら盤面を固めてしまい、最後は《狩人の贖罪》経由で《荒々しい三つ子》をサーチされたところでGG…

終わった…

2G目に臨むに当たり、サイド戦略をしっかりと考える。
明らかに試合を長引かせてはいけない相手であり、相対的にアグロ戦略を取るべきで、その戦略に合わないカードを抜くことに。(《襲クリーム》《串焼き投げ》*1)
代わりに打点の高い《新緑の偵騎》を入れ、そしてさらに白タッチにより相手の《小村の大食い》を退かせる《王女、空を飛ぶ》を採用。
この白タッチにはもう一つ理由があり、《眠らずの露営》が終盤のリーサル機会を増やすだろうという判断。
《平地》を1枚刺すことで赤マナ源が1枚減るのは怖かったが、そこはマリガンでカバーすることで割り切った。

サイド戦略が効くことを祈って2G目。
打点が低いのが気になったが、赤緑白の3色を出せる上に2T目ルビー・3T目《赤歯の系図学者》の動きが保証されておりキープ。
上記動きに繋がるように4T目に引き込んだ《愉快な吟遊詩人》が値千金で、相手が渋々立てた《凶暴な人狐》を一方的にシャクることに成功。
その後はムダヅモが少ないことも幸いし、常にパワー4ラインを維持することに成功。
最後は相手の大食いも間に合わずなんとか7ターンでGG!

アグロできるぞ!いいぞ!

運命の3G目。後手でも戦略は2G目から変えず。
土地5のためマリガンスタート、1マリガン後も微妙な初手だが一応キープ。
ここでなんとお相手が4T目まで土地2で止まるハプニング!
その隙にこちらは《僻境からの帰還》でランプを決め、《レッドキャップの盗賊》《新緑の偵騎》のダブアクで攻める。
お相手も5T目にようやく土地を引き込み《僻境からの帰還》で逆転を迫るが、こちらの《巨怪の怒り》ががっつりとライフを削っていき7ターンでGG!

うおおおおグルールアグロ最強!!


④ vs BGw 〇×〇

泣いても笑っても第2ドラフトに進むための最終マッチ。

1G目、4戦連続の後手スタート
ただし、お相手もダブマリスタートの災難であり、こちらはアド差で勝ちたいところ。
アブザンカラーだが序盤から軽量の緑クリーチャーを並べるアグロ戦略を取られたため、オーラ型のアグロと予想。
バットリでシャクられないよう最大限注意しながら、確実に相手との1:1交換を迫っていくよう心掛ける。
3体ほど交換を終えたところで盤面は逆転し、5T目にはこちらが攻勢をかけられるように。
最後はお相手の渾身のボム、《フォーン忌みのトロール》を林檎で奪いリーサルGG!

2G目、お相手をアグロと読んでいたために1マッチ目と同じサイド戦略を取る。
しかしこのゲームはお相手のブン周りが炸裂。
2T目《根乗りのフォーン》→3T目《フォーン忌みのトロール》→4T目《狩人の贖罪》を決められる。
こちらもトロールのオーラを事前に剥がす等で応戦したが、最後はトロールに追加のオーラを貼られGG…

みんなデッキ強いねえ…

3G目。その前にサイド戦略が誤っていたため、先攻ということもあり3マッチ目と同じアグロ型のサイド戦略に変更。
山2のみで何も唱えられない初手をマリガン。
2T目のルビーを《魔女の虚栄》で綺麗に処られた時点で敗北を確信。
泣く泣く3T目に3/2バニラの《愉快な吟遊詩人》で出すと、返しにお相手は《虚ろの死体あさり》を素プレイ。
4T目、《王女、空を飛ぶ》をトップ。協約の当てはないのに唱えるのを躊躇したが、アグロするなら今しかチャンスはないためここで勇気をもってプレイ!
このプレイが功を奏し、次のターンに《スケームケルドの先兵》をトップ!出来事で王女を除去る。
とはいえ後続展開のないこちらに対して、お相手はレースを仕掛けてくる。
これが林檎をずっと握っているこちらへの神風となり、最後は林檎でピッタリーサル!

なんか勝てたあああああ


結果、3-1でなんとか第2ドラフトに進出しました。
全マッチ後手スタート、かつメインデッキもレア無しと恵まれない状況でしたが、なんとか第二ドラフトに繋げた形。
幸い早めに終えたため、3時間ほどの仮眠を挟んで第二ドラフトに臨みます。
仮眠前に見た他の通過者のデッキ、みんな強かったなあ…(笑)


10/30 Day2 第2ドラフト(BO3)

第2ドラフトの配信アーカイブも録画していますが、まだUPできておりません…
(11/1追記)アーカイブ上げました!


ピック・構築

以下、17landsのログデータです。
ピック譜をピック理由と併せてつらつらと書いていきます。

1-1:《大群の笛吹き、トーテンタンズ》《甘歯村の魔女》《呪文どもり》で悩む。

・《大群の笛吹き、トーテンタンズ》:一番強いカードだが、第二ドラフトで赤黒混みそうなのが懸念。

・《甘歯村の魔女》:黒に行くならまず入るが、同じ色のトーテンタンズを流すのは嫌。

・《呪文どもり》:第二ドラフトだし青で強く組み上げたさはある、でも流石に1-1はやりすぎか。

結果的にはあまり第二ドラフトであることを意識しすぎずに、《大群の笛吹き、トーテンタンズ》をピック。

1-2: アンコ抜け。《望み無き悪夢》とも一応悩んで、緑の必須パーツとも言える《根乗りのフォーン》に。
1-3: 赤なら絶対入る《乱入》。
1-4: また流れてきた《乱入》に。ここで上家が赤濃くない可能性が高まる。
1-5: 弱いカードが多い中、輝く《コイン弾き》に。
1-6: 《氷封》《ジョハンの一時しのぎ》が流れ、青は安そう。しかし赤青行くとしても取っておきたい《荒ぶる炎の稲妻》を優先。
1-7: ネズミ型赤黒なら強そうな《分かち合う運命》と悩み、《ジョハンの一時しのぎ》をピック。
1-8: 《魔女の印》
1-9: 《呪文づまり》が一周したため青行ける速報、ピック。
1-10~14: 特筆すべき点なし。

2-1: 雑に強い《有角の湖鯨》をピック。全体的に強いパックであり、ティムールの強カードを流すのは嫌だった…

2-2: 一転して微妙なパック。《大餐会の客人》と悩み、重ねて強い《荒ぶる炎の稲妻》に。
2-3: 《楽園の拡散》と《小村の大食い》が流れ、緑いけるかも速報発令。赤緑への転向も視野に大食いに。
2-4: デッキに合うであろう《コイン弾き》に。
2-5: 《僻境との対峙》と《僻境からの帰還》が流れたため、緑ベースティムールも許されそうな予感。
2-6: 《豆の木のワーム》。
2-7: 良いカードはなく、渋々《伝承の大長》に。
2-8: シミックのみ流れてきたため、ここでティムールに確定。《凶暴な人狼》に。
2-9: 強いパックだったとはいえ、《フェイの宮廷へ》が一周。これを取る。
2-10: サイド用に《蜘蛛の食事》。
2-11~14: 特筆すべき点なし。

3-1: ここで、じゃない方芸人の《紅蓮鎚、イモデーン》が来る。

私がイモデーンです。本当です。。。信じて!

ここまで《荒ぶる炎の稲妻》を2枚、《乱入》を2枚取っている筆者はこのシナジーを重く見て、シナジーの少ない《甘歯村へようこそ》より優先してピック。

3-2: 《荒ぶる炎の稲妻》も《コイン弾き》も魅力だが、3色安定化のため《眠らずの尖塔》を優先。
3-3: 赤緑ベースが有力のため、《コイン弾き》に。
3-4: 《僻境との対峙》とかなり悩むが、BO3なら確定カウンターは1枚ほしい!ということで《氷封》に。
3-5: 3枚目の《荒ぶる炎の稲妻》うおおおお!
3-6: 《ストームケルドの先兵》が流れる!メインディッチャ枠嬉しい!
3-7: 《コイン弾き》と相性のいい《縮小術の魔女》に。
3-8: 《ピクニック荒らし》一周mgd?
3-9: 《串焼き投げ》
3-10: 4枚目の《荒ぶる炎の稲妻》うおおおおおおおおおお!
3-11~14: 特筆すべき点なし。

上のピック譜からお分かりの通り、
イモデーン(芋)の芋による芋のためのデッキ
ができて興奮していました。

全体としても青のダブシンが宝物頼みになりそうな点以外は纏まりよく組めるピックとなり、十分合格点だったと言えそうです。
少なくとも第一ドラフトよりは強そうで満足。
出来上がったメインデッキがこちら。

以下、対戦の簡単な記録です。

⑤ vs WU ××

1G目、5連続後手スタート。
青は出ないが最低限動けるためキープ。
アグロには強い構成と思っていたが、お相手が最初に置いたのは残念ながら《島》。そして2T目には《平地》を置いてくる。
まさかあの最弱青白を組み上げたのか?!と警戒しながら、《豆の木のワーム》の出来事で先手後手の逆転に成功。
しかし返しにお相手は《三匹の盲目ネズミ》をプレイ。
ここで3枚の《コイン弾き》を当てたいところだが、手札にはなく渋々《荒ぶる炎の稲妻》でトークンを処理。
続けてお相手は、青白をやる唯一の理由といっても過言ではない《氷冠のヒルダ》をキャスト!
幸いこのヒルダを《乱入》で処理でき、引き続き盤面は空に。一安心。

しかしお相手も不人気な青白をやっているだけあり、強いカードをしっかり集めてきた印象。
《備え蓄える祝賀者》で盲目ネズミを回収され、アドを取られてしまう。
こちらは青マナが出ない苦しい状況で《豆の木のワーム》による膠着を狙うが、これには《ヴァントレスの変成者》の出来事が刺さる。
打開策を探す中、筆者はこの日一番のやらかしをしてしまいます…

あ、それもコピーできるのね…はい…

盲目ネズミの3章はどうせ2/2トークン、と決めつけてしまっていたせいで、この状況で《小村の大食い》にみすみす呪われし者トークンを貼られる大プレイミスを炸裂します。
ここから立ち直るのは難しく、最後は《野薔薇のアルコン》まで見せつけられGG…

傷心の2G目。
土地1のため1マリガン、土地2だが渋々キープ。
すると案の定4T目まで3枚目の土地を引けず…
その後《魔女の印》によりなんとか土地事故は解決するも、お相手の盤面優位を最後まで返すことなくGG…

せっかく良いデッキを組めたのに、プレミ&事故で一瞬で無にしてしまう、残念な結果となりました。



敗因

最後に、既にいくつか述べているものの改めて敗因を考察してみます。
適宜読み飛ばしていただいて構いません。

①後手

まずは言い訳です。
ここまで記事にも書きましたが、今回は全く先手に恵まれませんでした
実に5戦すべてが後手スタートですので、下ブレではあると思います。

この環境も比較的先手勝率が高いことは既に反省記事で述べた通りでして、こればっかりは今回はツいてなかったところではあります。

ただ、過去アリーナオープンで8戦中7戦で先手をもらえたこともあるので、いずれはまた上ブレに出会えるはず、とポジティブに捉えます。


②集中力の欠如

ここからはちゃんと反省です。

第一ドラフト2マッチ目のリーサル逃し、第二ドラフトの大プレイミス、ともに集中力が保たれていればありえないようなミスだと思っております。
当日日中の疲れが遠因ですが、今後の生活スタイルでは日中の仮眠も難しく、疲れた中でも大きなプレミを起こさない程度の集中力を保てるようにしたいです。


③エル森が好きすぎる

筆者はエルドレインの森のリミテッド環境が大好きです。
これは、他の環境と比べても様々なシナジーが生まれやすく、デッキ構築の幅が広がりやすいためです。
一方で、この「好きすぎる」ことが仇になっている可能性も少し感じております。
具体的には、今回の第二ドラフトで《紅蓮鎚、イモデーン》に寄せたくなってしまうなど、少し「遊ぶ」要素を求めてしまう傾向にあるためです。
筆者はもしかするとシナジー型のピック・デッキ構築が相対的に苦手で、それが結果にも現れているのかもしれません。

普段のランクマッチなどではそれでも良いかもしれませんが、競技においては勝ちに拘ったピック・構築を心がけるよう努めたいと思います。



以上、本当に自己満足な振り返りですが、私としてはこれらが敗因であったと分析しています。


おわりに

ここまで読んでくださった方、誠にありがとうございます。

今後も事前環境をできる限りnote記事にしていこうと思いますので、また読みに来ていただければ幸いです。

また、私のDiscordサーバも開設したので、こちらにもお気軽にご入室ください!
リミテに関する質問や議論、中には指導してくれる方もいらっしゃいます!

それでは!また次回記事か配信でお会いしましょう!
バイバイ、さよなら、再見

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