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デジタル化の勢いに企業はついていけるか??

IT化、DX(デジタルトランスフォーメーション)等、多くの類似した単語が存在する昨今、この「デジタル化」が一番なじみがある単語ではないだろうか。

ここ約10年、このデジタル化を進めようとの動きが活発になってきている。特に教育の現場では電子端末を用いた「デジタル教科書」が普及し始め、プログラミングを勉強するまで至っている。

では、実際の社会、延いては企業活動においてデジタル化は進んでいるだろうか。せいぜい社用携帯がスマホになったり、名刺をスキャンしクラウドで管理する程度のことではないだろうか。もちろん業種によっては、それでさえ大きな進歩だと感じるものもあるだろう。

しかし、仮に今小学6年生(12歳)が10年後社会に出た時、世界の情勢も加え、淘汰されるのは進化を怠ってきた私達ではないだろうか。

私事で恐縮だが、私の勤める会社では何をするにも「紙」である。会議資料、成果物、契約書、全てが紙である。もちろん、セキュリティ上の問題から紙の方が「物」を管理するだけで楽だが流動性はない。実際、出社率が制限され在宅勤務が増えている現在、業務に大きな影響を与えている。契約書が手元にないから処理が出来ないのだという。

クラウド管理が普及している昨今、「セキュリティ管理が楽だから」「初期投資が」だけの理由で紙文化に甘えている会社には笑ってしまう。現在20代後半の私は「デジタル化を進めるべきだ!」と大きな声で発信しているが、いつまでこの体力が持つか分からない。10年後を待っていたら遅いのだ。

50歳後半の上司たちは、10年後の事など積極的に考えずとも影響は何もないのだから、全く関心がない。発信するところが間違っているかもしれないが、「積み上げてきたものに甘えるな!次をみろ!停滞は退化と同義だ!常に進化を求めろ!」と声を大にして締めの言葉とさせて頂く。






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