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自分には『センス』なんてなかった

今回は月のお話です。

『太陽星座』と『月星座』

『太陽星座』と『月星座』って占い好きな人達の中では結構前から知られていたらしいですね。私は数ヶ月前までは全く知らなかったです。

『太陽星座』というのは、いわゆる12星座占いの皆が知ってる自分の星座。社会的な自分。自分の思う、こう思われたい自分。目指す方向。顕在意識。意志。生き方。目的。父性。安定してる自分。未来。
『月星座』というのは、無意識に出てくる本能的な欲求。素の自分。感情。心。快・不快を決めるもの。インナーチャイルド。潜在意識。安心できるところ。母性。大衆性。不安定な自分。過去。

いろんな解釈があるので、なかなか理解が難しいんだけど、太陽星座は『自分が意識して(目的があって)こうしよう!と考えたり決めたりする時に出てくる性質』で月星座は『何も考えなくても勝手に出てきてしまう性質』ってことだと自分では理解しました!

なぜ月は『本能的欲求』を表すのか

ある時ふと見た、マドモアゼル・愛先生の『月は欠損』という考え方に触れ、感銘を受け、そしてめちゃくちゃ腑に落ちました。

↓マドモアゼル・愛先生オフィシャルブログ

発表当時はいろいろ議論があったようなのですが、結論は『本能的欲求をあらわす』ってことで今までの解釈と同じですよね?

ただなぜ月は本能的欲求をあらわすのかっていう理由が『月は欠損をあらわす』から。

確かに人って自分に「あるもの」は気づきにくいけど、自分に「ないもの」はよくわかりますもんね!そして気にする!欲しい!→『本能的欲求』と考えるとわかりやすい。

センスがない!

私の月星座は天秤座です。

私は平和主義でとにかくみんなに良くしたい!バランスを重視!何事も客観的に考える!センスがいい!むしろ『センス』だけが自分の中で誇れるものだと思ってましたあああああぁぁ(センスなんてなかった!!!)

一時期デザイナーを目指そうとしてたりしたけど「向いてない」ってやめさせられたりしたし。。(今もそれっぽいことをかじってはいるけど)

本当に自分がそう(天秤座的)だと思ってましたが、人間は好きだけど人間関係は苦手、基本一人の方が好き。という現実に落ち着いていたので、自分には本質的には天秤座的な才能がないからだとするとすごく納得いきます。「人に嫌われたくない!」と無意識には思ってしまって人間関係うまくやろうとするけど、実際には天秤座的な才能がないから『人間関係が苦手』になる。でも本能的欲求がそれを求めてしまう…!

そして、その能力が無いからこそこだわってしまい、常日頃エネルギーを使い続けて捉えられてしまうと。

月は幻影であり、錯覚。。

月は「真似をする」

マドモアゼル・愛先生は上記のブログの中で

“なぜ月がこのように私たちの日常へ感覚的支配を行うようになったのかの理由は、月が観賞者を必要とすることで得た7歳までの記憶を元にしているためです。月の影響の成り立ちは、7歳までの私たちが母や周囲の人たちとの間に作られた、人気や評判と関係します。

何かを真似することで母や周囲に受けることを子供は体験しています。母や周囲がそれを見て喜びます。子供には物事の本質はまだわかりませんので、母や周囲に受ける表現はマネごとの演技となります。

母や周囲に受け入れられたという潜在的記憶、そしてマネを期待されているという思いが、月の影響の成立と深く関係します。何かを真似ると母や周囲は喜び、それを期待されていると子供は思うようになります。”

とおっしゃっています。

実際私は小さい時に、みんなと仲良くしていると褒められたり、周囲の人にやさしいって言われたり、仲間はずれの子がいたら誘ってあげようみたいな作品をつくって親に褒められたことがありました…!(思い出した!!!)

そしてそれを期待されてると思うようになったのは間違いないと思います。それが『素晴らしいこと』だと。そして真似してきたんですね。月がルーラー(守護星)の蟹座さんはモノマネ上手っていいますもんね。月は真似するのか…!

そして『月星座』は元々自分にあった性質だけど『太陽星座』は自分で獲得していかなくてはいけない性質なんだ!ということも知りました。

だから太陽をあまり獲得できていない人は太陽星座より月星座の性質の方が自分らしいと思う人も多いと。でも月は本当の自分じゃない。。

月に囚われていた自分

私は私の『センスがよくなくてはいけない』っていう月の欲求が他人やものにも向けられてて、センスがいい(趣味嗜好だけでなく言動とか)と自分が思える人の言うことしか信用しずらい、とか月に囚われていた自分にも気づけました。今なら自分の太陽・山羊座的にはそれってすごく「損」だよね、と思えます。

月の星座別に詳しく解説してくださっていました。自分のを見ると、

“月てんびん座の格言
自分にはこんなに公平に物事を考える才能がある、、、人よりも自分の方が数段やさしい、、、自分は人よりも、、、的な判断病にかかりやすいあなた。それは幼かったころに、適格な判断や公平な態度や言葉で、褒められた自己イメージがあったからです。自分は本当はわがままだ、、、ということに気づいたときから月てんびん座の誤解が解け、もっと自由にやっていけばよいのだ、、、と、自分の道を進めるようになっていくでしょう。公平な社会へのあこがれを月てんびん座の人は純粋な気持ちで持ち続けることができます。”

うわあああああぁぁぁ!!!!!

めちゃくちゃ!!そうです!!!

(T_T)

月、実はいい奴?

月は欠損。ニセモノ。幻なんだ。自分にないものなんだ。。(´・ω・`)
そらシュンとなりますよね?

しかし後にマドモアゼル・愛先生のこの動画↓を見て

感動いたしました。

月は欠損。生まれながらに自分にはないもの。ただ、なかったが故に「こうであってほしい!」という無垢な子供の純粋な想いを持ち続けることができる。そしてその力を大衆に訴えかける力を持っている。7歳の子供の目の輝きで、世界に貢献できると信じている。それが月だと。

泣ける。。

実はめちゃくちゃいい奴じゃないですか、月🌙

月はその素晴らしさを信じる純粋な心

自分でいうと(あくまで真似なので)本質には辿り着けなくても平和・調和の素晴らしさを子供の頃から信じているので、その純粋な心を持ち続けることによって、天秤座的な平和を願う素晴らしさを周りの人にも伝えることができる。それが大衆性。

私の月(心)には確かに平和で平等な社会への願いがあります。(みんなそうかもしれないけど月天秤は特にそうってことかな?)

それは本当に純粋な願いなんですよ。それは月のおかげだったのか。

でもそれをやり続けても、つかめない。

あくまで生きるのは太陽。

月で純粋な心を持ち続けたまま、太陽の生き方を目指す。

そういうバランスを取っていけばいいのか。


最後に、

『月は欠損をあらわす』って聞いて一番感動したことがあるんですよ。

私が言われて一番うれしい言葉が「センスいい」で
一番言われたくないのが「ダサい」なんですね。
(狙ってダサくしてる時は入らない)

けど本当は『センスない』=『ダサい』って言われて実はホッとしました。肩の荷が降りたような。「センスよくなければならない!」って強烈に思っていたからっていうのもあるし、センスの良さだけは褒められてきたんですよ。ホントはないのに。

それって努力で獲得してきたってことですよね?初めて自分で自分を本気で褒めてあげたくなりましたよ。自分のことを認められない山羊座が。


「お前、がんばったな。」って。


自分で自分のこと褒めて、自分に認めてもらった!ってうれしくて泣いてる(T_T)





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