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手を出せないもどかしさ~人を支えるとは~

娘が久々に家に帰ってきました。

久々に、などと言っているのですが
一人暮らしを始めて1か月も経っていないのだから
しかも、その間2回もあってるのだから
何を言っているのか、と思われるでしょう

しかし、ラインでふとつぶやかれた言葉や
わざわざ家に帰ってこなくてもよい用事をネタに戻ってくると言っていたり

「なにかあったな」

と察したのです

自分の命よりも大切な娘が
ケガをしたり 入院するような病気になったり(肺炎とかですけど)
友だちに勝負事で負けたり
受験など人生に関わるように感じる節目で
うまくいかなくなったりするたびに
自分のことよりも、身を切られるような
つらく苦しい思いをします

失敗のない人生なんてないし
生きていれば嫌なことはたくさんある
それはわかっていても

その心身に感じる痛みをすべて私に渡してほしい
すべての悪いことを代わりに受けることができたら
と思います

私の娘は、なにかあってもその時には何も言わず
落ち着いてからすべての真相を語ってくるような
自分で背負うタイプの子です

ただ最近はぽろっと その一端を口にしてくれることもあり

今日も2人きりになったタイミングで
ぽろっと言葉に出してきました

なにかをしてほしいわけではない
ただ、吐き出す場所がほしいから吐き出しただけ

それもわかるのですが
心配でなりません

乗り越えられると信じながら
そばにいるべきは私ではない
(自分がそうであったように、彼女の周りには良い友人・仲間がいる)
そんなふうに自分に言い聞かせ
手や口を出しそうになるのをぐっとこらえました

親というのは、こんなにも苦しいものなのでしょうか
きっと次に会う時には
冒険した後のように、すっきりとした顔で
一回り大人になって
目の前に現れてくれるのでしょう

もどかしいばかりですが
親が手を出せるのは
本当に短い時間ですね

子離れの試練
今日はがんばれた、はず

~まゆさんのコメントを受けて、編集~
最近はこればかり聴いています
和訳されているものもあったのでこちらに。
コメントでは映画バージョンの動画紹介してます


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