2023年ふるさと納税戦略
色々と賛否両論のふるさと納税ですが、今年は10月から大きなルール改正があるようです。詳細はネットサーフィンすればすぐに解説がたくさん出てくるのでここでは割愛しますが、兎にも角にもそれまでに支払いをすませてしまうのが得策であると言えるでしょう。実際にどうなるかはその時になってみなければ分からないものの、ルールが厳格化する方向であるのは間違いないですからね。
一方、ふるさと納税はその年の収入によって控除される寄附額の上限が決まってくるので、あまり早期に上限ギリギリを狙うということは返って手出しを増やしてしまうリスクがあるので難しいです。そのため、多くの人が年末調整前後で駆け込み注文している感じになっているのかなと思います。しかし、今年は上述したように10月の前後で返礼品の実質的な価値がほぼ確実に下がることを考えると、9月までにある程度のふるさと納税をしておくことがポイントかなと思います。
これらを踏まえ、私はとりあえず確実に到達できるであろう年収として、昨年の年収から残業や各種手当てを差っ引いた額をベースに寄付金上限を計算し、とりあえず7月中にふるさと納税を利用しました。今回返礼品として選んだものは、お米です。しかも雪若丸という山形県のブランド米。5kgの無洗米が6ヶ月に渡って毎月届きます(計30kg)。お米は返礼品としてもっと安価で量が多いものもたくさんありますが、個人的に山形県に良いイメージがあることや、丁度食べ切れるくらいの量が定期便として送ってくれることが大きなメリットと感じたのでこれにしました(余った控除の枠は年末に何かしらかを見繕ってギリギリを目指したいと思います)。
おそらくですが、10月以降はルール変更に伴い定期便系の返礼品は旨味が少なくなるかと思います。これで今回頼んだものが値上がりするか量が減ったとしたら、その差額が実質キャピタルゲインのようにも捉えられるかと思うので、ちょっと楽しみでもあります(ふるさと納税の趣旨や今回のルール変更に至る理由を考えれば微妙なところではありますが…)。
長々と書きましたが、今年のふるさと納税は7月までに控除枠の大半を使って本命を頼み、今年の年収が概ね確定する時期に枠を埋める程度の寄付をしようかなという戦略で考えている、ということでした。ある程度安定している雇われの身としてはベターな戦略かなと思います。
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