勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書

 前回の記事で戦略的学習力を学ぶにあたり、4つの本を読むということを記載しました。

 ①勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書(中田敦彦 著)
 ②知識を操る超読書術(DaiGo 著)
 ③インプット大全(樺沢紫苑 著)
 ④アウトプット大全(樺沢紫苑 著)

 今回は①の勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書(中田敦彦 著)を読み終わりましたので感想を記載します。

感想

 私はこの本の伝えたいことは、独学はこれからの時代を生きていくうえで必須のスキルになる。であれば、面白く独学を学ぶべきだということだと理解しました。 

 いかにもお笑い芸人である中田敦彦さんらしい本です。

 また面白くと書かれているだけあり、わかりやすく初心者にもオススメな本ではないでしょうか。

6つのルール

 中田敦彦さんは本書で、面白く独学の学ぶには6つのルールがあると述べています。

 ① 「読書」の目的を明確にする
 ② 情報収集は「1冊の本」を軸にする
 ③ 本で学んだ知識を「体感」してみる
 ④ 「誰かに話すこと」を前提に本を読む

 ⑤ 「テレビ番組」を学びのツールにしない
 ⑥ 「歴史」を軸に、その他の分野を横展開で学ぶ

 そのなかでも、①③④⑥が特に重要だと感じましたので記載します。


① 「読書」の目的を明確にする
 読書が苦手な人は、本1冊を読み切れないことがあると思います。
そのような人は、読む前に「読書」の目的を明確にしてはと本書は述べています。

読書が苦手な人も目的を明確化することにより、割り切れます。

私のイメージとして、例えば英語の本を買うシチュエーションの場合、

なんとなく英語は大事だから

ではなく

1年後にアメリカに留学するので、英語が使えないと生活ができないから

というような、より明確な目的を作るのが大事なのではと感じました。

 

③ 本で学んだ知識を「体感」してみる
 
本を読むことはインプットだけでなく、アウトプットも大事ですが、さらに「体感」してみることも大事だと本書は述べています。

中田敦彦さんはイスラム教について本で学ぶと、実際にモスク(イスラム教の礼拝堂)に赴きました。

おそらく視覚だけで学ぶのではなく、五感で学んだ方が記憶に残りやすく面白いということでしょう。


④ 「誰かに話すこと」を前提に本を読む
 私は6つのルールのなかで、この「誰かに話すこと」を前提に本を読むが一番大事な箇所だと感じました。

例えば、本を月に100冊読んでインプットしても、アウトプットできなければ意味がなくなります。

 中田敦彦さんがYouTubeを通してあれほどアウトプットできるのは、この「誰かに話すこと」を前提に本を読むが活きているのではないでしょうか。

本書では、実際にYouTubeに投稿するにあったってのインプット・アウトプットの仕方が説明されております。


⑥ 「歴史」を軸に、その他の分野を横展開で学ぶ
 大人の学び直し勉強を始める際のオススメは「歴史」だと本書は述べています。

なぜなら歴史の知識があれば、それを軸にして文学や政治、経済、アートなどの分野に勉強を広げられるからです。

学ぶジャンルが多くなるほど、頭は混乱していくこともあります。

歴史という1本の軸に、自分の頭の中で知識を1つに体系立てて整理しやすくしておきましょう。


最後に

 以上、面白く独学の学ぶ6つのルールのうちの特に私が重要だと思った4つを記載させていただきました。

 6つのルール以降のページは、具体的に歴史や文学、経済等のジャンルを勉強するための方法が記載されています。

私のような独学初心者には、理解しやすく、最初に読んでおいてよかったと感じました。

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