一期一会
周さんのブログを愛読している。そこに気になることが書いてあった。ハッと気づかされた。
「一期一会」
この言葉が、頭をよぎって、胸まで降りてスーッと染み入った。
一期一会を辞書で調べてみる。
なんとなく、学校で習った千利休の言葉で、縁や機会を大切にしよー!みたいな言葉だと思っていた。
でも、この言葉を味わってみると、もっと生々しい響きがあった。
次はもう会えないかもしれない。
そう思うと、使う言葉ひとつ、表情ひとつが変わってくる気がしてくる。もっと変えなければならないような思いに駆られる。
僕には妻と2人の子どもたちがいる。常に生活を共にいると、残念ながらどうしてもキツく当たってしまったり、そっけない態度をとってしまうこともある。
だけど、その後、もう会えないとしたら、同じことをするのだろうか。僕の答えはノーである。
仕事で愚痴りたくなってしまう時もそう。仕事の相手方や愚痴を聞いてくれる仲間にしても、それが最後のコミュニケーションになってしまうのだったとしたら、きっとネガティブな話より、感謝を伝えたくなるだろう。
もしかしたら僕にも不運なことが起きるかもしれない。そうしたら、いま関わってる全ての人が最後になる。最後にさせてしまう。
最後に会った時、僕は笑っていたい。
次に周さんにお会いできたら、僕は笑って感謝を伝えようと思う。
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