アジャイル開発ってドキュメント作らなくていいの?

こんにちは、こんばんは、おはようございます。
まるやまです。


アジャイル開発ってなんでしょうか。

アジャイルマニフェストから引用すると以下のように記載があります。

私たちは、ソフトウェア開発の実践
あるいは実践を手助けをする活動を通じて、
よりよい開発方法を見つけだそうとしている。
この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。

プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、

価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。

https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html

ここに 「包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを」 という記載があります。

でも、これってアジャイル開発はドキュメントを作らなくて良い、ということなのでしょうか?

アジャイル開発はドキュメント不要?

そんな事はありません!

アジャイルマニフェストのどこにも「ドキュメントを作らなくて良い」なんてことは書いてありません!

しかし、まだいるんですよね。
「アジャイル開発ってドキュメントいらないんでしょ?」っていう人。

アジャイル開発にはドキュメントがいらないと思っている人は、どこでその情報を得ているのでしょう?
根本から解決していかないと、今後もアジャイル開発に対して間違えた理解をする人が増えてしまいますね…


アジャイル開発でもドキュメントが必要です!


アジャイルマニフェストを考えてみる

アジャイルマニフェストの「包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを」について考えてみます。


ここには「包括的なドキュメントより~~」と書いてあります。

包括的なドキュメントを砕くと、プロジェクトの全体像を描くような(包括的な)ドキュメントよりを指しているでしょう。


続いて「~~よりも動くソフトウェアを」と書いてあります。

これは、動くソフトウェアが最も大切、価値があるものである、という意味であると言えるでしょう。


この2つを合わせると
「プロジェクトの全体像を描くようなドキュメントよりも動くソフトウェアのほうが価値がある」ということであると言えるでしょう。

これは、ドキュメントが必要がないとは行っておらず、ドキュメントよりも動くソフトウェアのほうが より 価値がある。ということです。

ドキュメントだって大切で、必要なことのはずです。

ドキュメントを作らないことで人による認識の相違も起こりますし、メンテナンス性も下がりますし、伝え方を間違えれば伝わらないような状態にもなります。


動くソフトウェアにより価値があるが、必要なドキュメント、価値のあるドキュメントは作るべきなのです!

最後に

アジャイル開発もドキュメントに価値はあり、とても大切なことです。

ドキュメントも、動くソフトウェアと定期的に作り続けていく上で必要なモノであり、そして動くソフトウェアを作ることでようやく価値が創出されたと言えるでしょう。


動くソフトウェアをアジリティ高くリリースしていくため、必要なものはドキュメント以外でも対応していく必要があるはずです!

以上
本日も読んでいただきありがとうございました。

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